なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

知っておく価値がありそうなハウトゥ系の切り口7選

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読んで役に立つハウトゥ系記事が昔から人気ですね。実用性が求められるだけに、いい加減な記事をアップするとキュレーションサイトの信頼性がガタ落ちして炎上コースですが。問題を解決してくれる様々な切り口をご紹介しましょう。

対処法

人生は対処の連続です。問題に対処することで道は開ける。対処といっても真正面からぶつかるだけが対処ではなく、時にスルーし、時に戦略的撤退を決断することもまた対処法のひとつ。

打開策

閉塞した状況を打開するための策が7つくらいあったらどれか一つはヒットしそう。先行き不透明な時ほど選択肢は多い方がいい。今の打開策がポシャッても大丈夫なようにプランBを用意しておきましょう。

妥協案

人生は妥協の連続ですが、問題はその中身。できるだけ有利で現実的で、願わくはwin-winな妥協が望ましい。より多くの妥協案を提示して、お互いに1番ハッピーな道を。あるいは妥協して2番目にハッピーな道を。

解決策

真実はいつもひとつですが、解決策は沢山あります。どうか見た目のトリックに騙されて悲観せぬよう。普通に考えて解決しなさそうなら、普通じゃない考え方を採用しましょう。勇気のいることですが、毒をもって毒を制す解決法もあります。一方、何もせず時間が解決してくれるのを待つだけが良いこともあるのをお忘れなく。

突破口

突破は無理か、と思っても諦めないこと。一番美味しいお米を食べて元気になれば、どんなに危険なサイレンが鳴り響いていても突破口が開けるはず。時には回り道も必要。生い茂る竹藪の内側にこそ、多くを聞くに値する突破口を授けてくれる金言が潜んでいるものです。

対応策

失敗のあとで振り返ると、どこかで必ず対応を見誤っていると気づきます。もっと良い対応策があったんじゃないか。それは例えばこうこうこういう対応が考えられるし、次善の策も今なら考えられると。諦めることはありません。次は対応が上手くいかなかった時のための対応策を用意しておけばよいだけのこと。

改善案

改善案は多ければ多いほど安心。改善案が一つだけだと、それに依存した行動しかとれません。いくつかの改善案を並べて比較検討し、最大の改善効果を見込める案を採用しましょう。その結果に対してさらに改善点を考列挙して、PDCAサイクルをブン回すのです。

仕事帰りに何となく思ったこと7選

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仕事や学校の帰り道は思索にうってつけの貴重な時間でもあります。晩御飯なににしようかなあ、寝るまで何してようかなあ、いいね増えてるかなあ。毎日代わり映えのない悩みもあるし、最近気になってきたトピックを考察することも気分次第で。ある日に思ったとりとめのないことを7つアウトプットしてみました。

1. 腹筋して筋肉痛だとクシャミしたら痛いなあ

腹筋がバキバキに割れた姿を夢見て、クランチやらプランクを張り切ると翌日に待っているのが筋肉痛。何気ない動作にも腹筋の筋肉が使われている事実を突きつけられずにはいられないズキっとした痛みが身に沁みます。しかし痛みではあるものの、苦痛ではない。むしろ心地よい。クシャミしてイタタタと幸せそうにお腹を抱えるのも悪くないなあと思いました。

2. 今日読み終わった小説のストーリーも結末も意外で面白かったなあ

「時間のないホテル」という現代SF小説をこれといって期待せずに読んだんですが、リアリティを伴いながらも冷静に考えて荒唐無稽、とわかっていてもやはり背筋がゾクッと冷たくなるコンテクストホラーがたまらなく気持ち良いお話でした。ビジネスライクで順風満帆な始まりから追い詰められていくストーリーの意外性と余韻の残る結末が面白かったです。ホテルこわい。人よりも怖いホテルって何。

時間のないホテル (創元海外SF叢書)

時間のないホテル (創元海外SF叢書)

3. 冬はどこをウォーキングしようかなあ

ウォーキングが好きです。でも北海道の大地では、冬の間いかにしてウォーキングを継続できるかが試されます。どこを歩くか。どこかの室内練習場やスポーツジムでグルグル歩く。それもまた打開策のひとつ。でもやはり雪国でしかできないことをしたい気持ちもまた本物。膝まで積もったドカ雪の歩道を、今からズボズボ雪中行軍したい衝動に駆られてやみません。

4. たまには新しく別の街で働きたいなあ

新しい都市の風と、新しいお仕事と、これから起こる全てが目の前で踊る、そんなニュアンスの歌謡曲が昔あった気がします。いくつか持っているスキルはありますがそれに拘ることなく、別の場所で新しい職場で働いてみたくなる。公私とも元々飽きっぽいだけかもしれませんが、未知へのワクワクを追い求める旅は一生続けていきたいなと。

5. 引っ越したいなあ

近所でもいいんです。住まいを変えること自体が目的なので、より遠くの立地だとか、快適な物件じゃなくてはいけないとか、そんなこともありません。移動距離20メートル、交差点を挟んだ斜向かいのマンションにピストン輸送して引っ越したこともあります。なにせ引っ越しそのものが好き。根無し草。きっと一つのところに何十年と定住し始めたら、じわじわと根っこから腐っていくことでしょう。

6. ナンセンスなことで集まれるコミュを作りたいなあ

恥ずかしながら人脈、コネ、リア充などと呼ばれる人間関係が皆無でして。しかも基本的に一歩引いた姿勢。到底ありえない物や行為を通貨にしてみたり、誰得な特区を考えるのが好きですが、ワークショップやプレゼンテーション方式で他の人がやったらどう変わるのか興味が湧いてきました。でも結局ナンセンスなテーマなので「役に立つ」「利益につながる」みたいな実益を求めてる人にとっては無為な時間に見えるかもしれません。

7. 人を見る角度って変わるんだなあ

ずっと人の一面しか見ていなくて、あれ、この人ってこんな人だったっけ? と心変わりでもしたような錯覚に陥ったあと冷静に思い返してみるとその人は別に全くなにも変わっていません。そうではなく自分のものを見る角度がいつのまにか変わっていたことに気付く、いや気付かされることがままあるなあと。きっと逆もまた。忘れがちなことで、板につくにはもう少しかかりそう。などなど取り留めなく会社帰りに思ったのでした。

「『ひとり0次会』愛好会」発足のお知らせ

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飲みの前にちょっと一杯ひっかける「0次会」が人気ですね。他のメンバーと少人数で0次会へ行っても楽しいですが、たまたま同伴できそうな人がいない、むしろ一人で飲みたい、そんなソロ活動がお好きな御仁には「ひとり0次会」という孤高スタイルがオススメ。でも勇気が出ない、一人で居酒屋やバーは怖い。その気持ち、わかります。

そこで、このたび「ひとり0次会愛好会」を発足しました。ひとりゼロ次会、みんなで開催すれば怖くない。

結局みんなで飲むから同じ? いいえ、別々に飲みます

ひとり0次会と称して集まった人たちが一堂に会してカンパイでもしようものなら、それは単なる0次会と全く一緒。なんの価値もありません。ひとり0次会を愛好するわけですから、別々のテーブルに座って別々に飲みます。話し相手は店員さんくらいのもの。みんなでゼロ次会を楽しみたい輩は、せいぜい「0次会愛好会」にでも所属してワイワイ騒いでいればよろしいのです。

自分の他にも「ひとり0次会」してる人が隣にいるという安心感

大切なのは、繋がっているという気持ち。そして気持ち適度な距離感。すぐ隣に同じく一人0次会を開催している同志がいるらしい、と感じるだけで何と心強いことか。そこで「おや、あなたも一人0次会ですか?」などと無粋な真似は禁物。なんとなく同じ境遇らしいと察しながらも、あくまで一人で飲むのが粋というものでしょう。

悪用厳禁。営業妨害になることも

みんなで入店しますが、席は別、料理も別、会計も一人ひとり別々。となると飲食店にとっては勘弁してくれ状態。カウンターならまだしも、テーブル席や小上がり席は通常2人から4人以上の利用が前提です。

「ひとりカラオケ」なるソロ活動は、ひとカラルームが用意されてたり理解あるお店じゃないと嫌がられることがあります。本来多人数で使う個室を一人で使ったら、一人分の料金しか儲かりませんから一部屋あたりの単価が下がって機会損失に。ひとり0次会愛好会はお店に迷惑をかけない配慮を忘れません。そしてウェーイなパリピには超えられない壁を隔てた活動を続けていけたらと考えております。