なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

歩きスマホ保険で前方不注意な輩から身を守ろう


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歩きスマホは、いわば自爆テロです。

いつ他人とぶつかって爆発してもおかしくない。火の気がなくても何だって爆発します。イスとか怒りとかが。

しかもテロリスト本人は歩きスマホの危険性に無自覚だから始末が悪い。

これが自動車運転ならアイマスクして運転してるようなもの。

自分がテロリストであることを自覚していない。

悪いのは銃でも包丁でもアニメでもゲームでも車でもなく、それを使う人間のほうですから。

歩きながらスマホに目を落とした時、人はテロリストと化します。

歩きスマホ保険は、決してテロに屈しません。

歩きスマホ人間にぶつかられた限定の保険

歩きスマホ保険は生命保険の一種ですが、地震や火災保険と同じ災害に対する安心を買うという性格も兼ね備えています。

今や歩きスマホテロは路上だけでなく、様々な場所で発生しています。

自宅の廊下で歩きスマホしている家族から被災したり、公共施設内のエレベーターで扉の開閉時に前方不注意な輩と正面衝突したり。

歩きスマホはスマートフォンを携帯している人間なら誰もがテロリストになれる事実を端的に示しており、良い言葉だと思います。警鐘的な意味で。

個人賠償保険として歩きスマホに特化した歩きスマホ保険をご検討ください。

ナンバ歩きスマホにも対応

現代は徒歩中のスマホ操作だけが問題になってますが、江戸時代には飛脚さんが「ナンバ歩き」中にスマホでメールチェックしていて大名行列にツッコみ大問題になりました。

ナンバ歩きとは右手と右足を同時に前へ出して歩く、または走る歩行法で、内臓がねじれず体力消費を少なく済ませられるといわれています。極度に緊張しているわけではありません。

ナンバ歩きしながらスマホをいじることを、昔の人はナンバ歩きスマホと呼びました。

なんば歩きスマホに激怒した殿様の矛先は、難波歩きスマホではなく刀狩りよろしくスマホ狩りに向かいましたがそれはまた別の話。未だ日本にカラケーが根強く残っている遠因でもあります。

歩きタブレット、歩きスマートウオッチもダメだから保険対応

じゃあスマホじゃなくてiPadみたいなタブレットで歩きタブレットならいいかというとダメに決まってます。

腕時計型のAppleWatchといったスマートウォッチで歩きスマートウオッチしたらダメだし、腕時計型の麻酔針は立ち止まっていても使っちゃダメよーダメダメ。

あっちもやってんだからこっちも・・・みたいな考えは甘え。

歩きスマホ保険は歩きタブレット事故に対しても容赦なく損害を補填させていただきます。

歩きスマート万歩計もダメなものはダメ

歩きスマート万歩計、略して歩きス万歩。スマンポ。お、スマホと似てるのに、どことなく卑猥な響き。

広大なネットとシンクロしてウォーキング時の歩数や位置情報、体調を記録するスマート歩数計、スマート万歩計といえども、歩きながらの使用は危険です。

今、何歩くらい歩いたかな、一万歩かな、カロリー消費したかな、と気にしたら負け。即刻テロリスト認定です。

歩きス万歩で通行人にぶつかって対人損害賠償を請求されたくなかったら自宅のルームランナーで我慢して下さい。

  斯くして歩きスマホ保険の意義は、歩行しながらの電子デバイス使用を著しく抑制する方向へ収束していきました。

走りスマホ匍匐前進スマホも四つん這いでハイハイスマホも全部ダメですからね。