いつも突然です。
当たり前だったものが消えるのは。
おうちに帰ってきてスイッチ入れたら室内が明るくなるのも当然すぎて気にも留めません。
だから、スイッチ入れたのに電気が点かなかった時は一瞬、事態が飲み込めなくて。
次の瞬間には残念感とともに、ああ、電灯の線が切れたのか、と悟ってがっかりするわけです。
で、替えの新品の電球あったかな、とか。
今からまた外に買いに出るのめんどくさいな。
明日、帰りにコンビニ寄ろう、そうしよう。
ついでにからあげクン買って帰ろう。
むしろ、家に帰る前にさ。
誰か、電灯が切れたことを教えてくれたら、いいんじゃないかなあ。
助かると思うなぁ。
自宅の電灯や蛍光灯を見張って壊れたら教えてあげるサービス
電灯切れ監視代行サービスは、あなたに代わって。
留守中、部屋の電球が切れないかどうか、目視で監視し続けるサービスとなります。
もちろん、ただ見張ってるだけではありません。
なんと電球が切れるや否や、ただちに「切れたよー」とメールさせていただきます。
ただの留守番サービスじゃないか?
まさかですよ。
外出中に赤の他人が有料で留守番するだけなんて。
そーんなナンセンスなサービス、誰も利用するはずないじゃないですかー。
この監視代行業は、まったく違います。
まず、代行スタッフは自宅で監視中、それ以外のことを一切行いません。
あ、時々お手洗い借りるかもしれません。
でもその他は職務怠慢、つまり監視をサボってると見なされます。
なので親切にお部屋の整理や掃除をしようとか、ご飯を作って帰宅を待っていようとか。
そんな家政婦さんのお仕事を奪うようなオプションサービスなんて決して受け付けておりません。
自宅警備員とも異なります。
ただひたすら、天井を見上げて電灯を凝視する仕事に集中いたします。
誤解なく、予めご了承いただければと思います。
基本的には依頼者の留守中に業務を遂行
予備の電灯を備蓄しておいてあるご家庭では、電灯切れ監視代行サービスをご利用になれません。
買ってきた新品の電灯を、あなたの代わりに天井まで手を伸ばして交換してあげるような気の利いたサービスもごさいません。
電灯が切れた際の迅速なご連絡に特化しておりますゆえ。
その分、室内から光が失われた瞬間の連絡スピードには自信があります。
仕事中でも、デート中でも、ちゅー中でも。
容赦なくあなたのケータイまで「帰りに電球買ってきてー」メールを飛ばさせていただきます。
もうしばらくお待ちください。
いつも自宅に絶えない光
家に帰れば、必ず光で満たされている。
もし電灯が切れても、帰りに寄り道して新しい電球を100%確実に買っていける。
その安心感が、心にゆとりを生み、そして光輝くのです。
電灯切れ監視代行しかできない有料サービスであると自負しております。
これ、お母さんや同棲相手でもいいよね。
とんでもごさいません。
お母さんにはお母さんの、同棲相手には同棲相手のやりたいことがあるはずです。
ない、と言っても、本当はあるのです。
やりたいことをさせてあげましょう。
それは決して、電灯の監視などではないはずです。
あなたは、内側から溢れでる光で大切な人を照らし。
大切な人はあなたの光で人生が充実し。
電灯監視代行スタッフは報酬を得る。
Win-win-winの関係に、脱帽ですね。