なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

世界一の「ぼっち」を決めろ! 東京五輪新種目「人間強度」



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「友達はいらない。人間強度が下がるから」と気取って友達を作らないキャラがいる。友人や恋人といった「大切な人」「人質に取られたら困る人」を多く作るほど人間強度が低下するそうだ。

反対に、他人との関わりを減らせば減らすほど人間強度は強くなる。大切な人をつくらない。守るべき人も不要。であれば、そうして自分に関わる人が0人になった状態を「人間強度が最強」と定義してみる。

最強の人間を決めるオリンピックに相応しい新種目「人間強度」の誕生だ。

世界一「孤独に強い」人間を目指せ

本協議では人間強度が試される。地球上のあらゆる場所と状況において極度の孤独環境に置かれ、その心理状態を競う。競技中は各選手の頭部に携帯式脳波計が装着され、孤独を示す脳波をモニターして「孤独量」を測定し、シチュエーションと共に人間強度を算出する。孤独に耐えきれなくなった選手本人のギブアップも認められる。

決勝には究極の孤独をプレゼント

決勝戦は一人きりで宇宙空間を漂っていただく。先にギブアップもしくは精神錯乱したほうの負け。青く美しい地球が見えていたら孤独を感じないので、宇宙船に窓は無い。本や映像、ゲームなどの娯楽で孤独を紛らわしても意味がないため、身体機能を維持するためだけの最低限のライフラインのみ搭載される。

人間強度の低い選手が先にギブアップボタンを押す

ギブアップボタンを押した時には地球に敗北の意思が送信される。敗北は自己申告だ。また、精神が正常かどうかを常にモニターするため監視カメラで地球に24時間ライブ配信されるが、これは一方的な措置であり選手とのコミュニケーションは一切ない。

どちらかの人間強度が下がるまで一生続く

こうして地球との意思疎通も途絶した状態で、衛星軌道上を延々と回り続ける。次回のオリンピックまで4年間を1サイクルとし、もし二人とも正気を保っていたら延長戦だ。さらに4年後のオリンピック開催まで引き続き「宇宙ぼっち」のチキンレースを続行する。まさに化物級の人間強度が試される競技である。