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なんななナンセンス

全く益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えたブログ

お酒が通貨になった世界でも呑兵衛は飲み続けられるのか

まさかのアレが通貨になる日

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地球上にはチョコパイがお金代わりになってる国もあるとか。
もはや何がお金になっても驚きませんね。

そもそも物である必要はまったく無く、新しい通貨は何も無いところから生み出せるもののようです。
かつてのリンデンドルのように、今ならビットコインのように。

たとえば、今飲んでるこのお酒が通貨になるのなんて、たいしたことなさそうですね。

金融も経済のこともよく分からないし各国の通貨事情も本位制のことも全然パッパラパーだけど、もしお酒が世界の通貨になったらと思うと夢がひろがりんぐだから、中途半端に考察してみたいと思います。

みんな飲んでるー? あー飲んでるねー、もっと飲みたそうに見えなくもない。
まるで飲むためにお金稼いでるみたいだし、もうお金はお酒でいいんじゃないかな。

お金がアルコール類になると改組される行政機関

杜氏やワイナリーなどお酒を作り出す施設・工場は、要はお金を作っていますので、今の造幣局や印刷局のような公的組織になります。

ちなみに日本では、紙幣は独立行政法人国立印刷局法により国立印刷局が、硬貨は独立行政法人造幣局法により造幣局がそれぞれ製造しています。

酒蔵も独立行政法人化して、卸先が日本酒行に変わることになりますね。
規模にバラツキがありますから実際には下請けみたいな感じでしょうか。

国立印刷局も造幣局も国家公務員の身分が残されている特定独立行政法人なので、酒造職人の方はすべて国家公務員になります。

今より安定した生活に変わるか? となると規模や個人差がありますし、低給になるけど退職金ガッポガッポかもしれません。

ただし、お酒に関することなので、もしかすると既に独立行政法人として実在する酒類総合研究所の管轄となるかもしれません。
その場合は非特定独立行政法人なので、立場は民間寄りになりますね。

そう、日本銀行は日本酒行に改組します。銀行法ならぬ酒行法が適用されました。
みんな給料日になると酒行にお酒が振り込まれます。

量的緩和が実施されれば、日本にお酒がジャブジャブ増えます。
国民総出で乾杯しても飲みきれません。

さらに法律関係を掘り下げると、酒税法やアルコール事業法も色々変わっていきそうですが、地味だし広げにくいし、とりあえず割愛しますね(汗

各国の晩酌事情、のんべえ達の動向

今飲んでいるお酒が明日から通貨になりますといわれて、はい分かりましたと飲むのをやめるわけがありません。

では飲兵衛のライフスタイルが一体どんなふうに変化するのでしょうか。
国とか地域によってお酒の種類も楽しみ方も異なるので、それぞれ先入観で予想していくことにします。

基本的に、最も飲まれてそうな銘柄だったり、その場所を代表するようなお酒が自国の通酒になるのではと考えています。

ロシアの通貨はルーブルからウォッカになりました

さて、ロシアでは自動車の燃料にウォッカが使われるほど、ウォッカが好まれています。 当然、彼らは飲むのも大好きです。

ウォッカといわず、工業用アルコールや戦車用の燃料も飲むと聞いています。
断言したいのですが、その光景を実際に目の前で見たわけではありませんので、伝聞にならざるをえません。

つい最近、2011年だったかな、それまでロシアはビールがお酒ではなく、ジュースというかソフトドリンクと同じ扱いでした。法的には。

やっぱり強いお酒が好きなんでしょうね。

そんな酒飲み筋金入りのロシアでは、通貨がルーブルからウォッカに変わっても、劇的な混乱はありません。 生活スタイルにも変化かありません。

むしろ以下のように、晩酌フローが捗る結果となりました。

のんべえの旧生活

 働く → お金を貰う → ウォッカを買う → 飲む

 ↓

のんべえの新生活

 働く → ウォッカを貰う → 飲む

ということで、結局ウォッカを飲むんですから、買う手間が減った分だけ酒が胃袋に到達するまでのスピードが早くなりました。

なんということでしょう。

のんべえにルーブル通貨なんていらんかったんや。

日本の通貨は円から日本酒になりました

日本酒はポン酒とも言うということで、単位は「ポン」です。
1万円は「1万ポン」です。「いちまんぽん」です。若干卑猥ですね。

全国の杜氏は独法化して半分公務員みたいになっています。
そうはいっても、お酒に出来によって卸値が上下しますし、そもそもプライドが許さないので、今まで以上に美味しいお酒が生まれ続けています。

古来より日の本の国で激動の世を泳ぎ抜いてきた杜氏にとって、お上が変わるのは世の常。
通貨が日本銀行券から日本酒に変わった位で動じていたら旨い酒は造れません。

居酒屋には一升瓶が並んでいますが、それを飲みにくる客も酒代支払いのために一升瓶を抱えてきます。
どうもピンと来ませんね。

その持ってるお酒をそのまま飲めばええんちゃうのん? と短絡的に思いがちですが、通貨が日本酒になったくらいで居酒屋が無くなるか? といえば、そんなことはないような気がします。

あの雰囲気とか、その店でしか置いてない酒とか、美味い料理とか、大将とのボーイズトークとか、色々理由をつけては今まで通り居酒屋に通うではないでしょうか。

あまり居酒屋とか行かないので、正直全部想像ですが。

北アメリカはドルからウィスキーに、セントからビールに変わります

よって1ウィスキー=100ビールです。
メジャーリーグで優勝したチームもやるビールかけ・・・ではなくシャンパンファイトでしたっけ、むこうは。
シャンパンなら、ただのお酒なのでジャンジャンぶっかけられますね。

昔の西部映画だと、ならず者のカウボーイが集まる酒場では中身が入ったビールやウィスキーのビンで相手の頭をがしゃんと割るのが挨拶代わりとされています。

物騒な話ですが、武器にもなる通貨とはなかなか合理的ですね。

南アメリカはラム酒が通貨です

単位は「ダッチャ」です。シビれるほどに陽気ですね。
缶ジュース1こ、120ダッチャだっちゃ♪

ラム酒はサトウキビを原料とする蒸留酒なので、サトウキビ農園とそこの収穫物からラムを作る職人が造幣局として独法化することになるんでしょうか。
時代は変わりますね。

ベネズエラ北の洋上にあるトリニダード・トバコという島では、毎年トリニダード・カーニバルが開催され、盛大にラム酒が振舞われます。

リオのカーニバルと並ぶ大きな祭りですし、できればラム酒がお金に変わったあとも続けてほしいものです。

EUは勿論ワインですね

ワイナリー独法化が施行された結果、フランス中のワイン農園が事実上国の管轄化に置かれました。

直径1メートル以上もある大きなぶどう樽の中に入って裸足でぶどう汁を踏むヴァージンの少女たちも国家公務員と化します。

うらやましいですね。
あ、女の子に踏まれるブドウがですね。

よく、ワインは水より安い、と乾燥地帯域の水の大切さを比喩します。
これ、マジ話だったりするんですよね。

パリのスーパーでは、1本1ユーロ以下のテーブルワインがずらっと販売されています。
一方ミネラルウォーターやフルーツジュースはそれより高い値段だったりして、お酒好きとしては迷う所。

あれ、もしかしてワインよりお水を通貨にしたほうが良い?

基軸通酒は?

世界の基軸通酒をビール? ワイン? どちらにするかモメにモメそうですね。
とりあえず、津々浦々で満遍なく飲まれてそうなビールということにしましょう。

各国の通酒取引は為酒(かわしゅ)取引=AX(Alcohol eXchange)と呼ばれ、FXと同じく全世界でリアルタイムに取引されます。

ビールに対する日本酒の売り圧力が高まり5年ぶり日本酒安値を更新。
ボジョレー外れ年の影響を受けてワインに利益確定売りの動き。

ニュースの最後のほうで足早に伝える為替情報のアレですね。
みんながビール買ってるとか、単なる今ブームな酒類の紹介に聞こえなくもない。

ミニチュアボトルが大活躍

低い額面と扱いやすさから、コンビニやスーパーなどでの小額決済にはカクテル等のミニチュアボトルが好評です。

これを機にコレクションアイテムとしてのミニチュアボトルの魅力に気づく人が大量に増加し、全国的な一大ミニチュアボトルブームが巻き起こります。

ミニチュアボトルをモチーフにした基本無料のゲームアプリが配信され、Sレアボトルを入手するためには課金ガチャを回す必要があります。

小さくてかわいいミニチュアボトルに萌える人種が爆発的に増えて、ミニチュアボトルが女の子に擬人化されます。
酒娘(さけむす)」とか呼ばれて。

これを受けて、イラスト画像投稿サイトなどでミニチュアボトルのカップリングが活発になります。
ジン×ウォッカBLや、カルーア×ベイリーズの百合カップルなどが一般的です。

なおカンパリ総受けには強い背徳感から一定の部熱狂的な固定ファンがついた模様。

高いお酒は高額紙幣として流通

アルコール度数が高い=高額というわけではありません。
高級ワインや高級ウィスキーは度数に関わらず高額酒幣として取引されます。

キャバクラでピンドン(ピンク色のドンペリニヨン ロゼ)入れると喜ばれるのは通酒になっても変わりません。

そうなると、お金持ちってのは、つまりお酒をいっぱい持っている人・・・お酒持ちって呼び方に?
金庫ってのも、要はただの酒蔵とかワインセラー、冷蔵庫みたいな保温機能付きの入れ物になっちゃう。

自宅でタンス貯金するために、寝室へ大型冷蔵庫を搬入する画は不可思議な光景ですね。
ヘソクリを気軽に隠すのも一苦労になるのかなぁ。

1本で数十万円もする高級ウィスキーならタンスに入りますね。
ヴィンテージワインだと温度管理が大変そうだし・・・

一部のお酒は時間が経つと価値がアップ

ボジョレーの当たり年などに特定のワイナリーで生産されたワイン通貨を数年から数十年間寝かせたり、熟成が進んだウィスキーは酒幣価値がハネ上がる可能性があります。

通常の紙幣でも、番号が「111111」など並び数字になっていると「珍番号紙幣」としてコレクター界隈で額面価格よりも高値で取引されたりしますね。

そういえば、ビール券という便利なチケットが

ビールやワインの現物をいちいち交換するのは、さすがに全世界的に煩わしいということになります。

そんな時、東洋のとある島国において主にギフトシーンでお馴染みの習慣で、俗にビール券とも呼ばれる「紙幣化されたビール」・・・ではなく「ビールと引き換え可能な商品券」の利便性が注目されました。

これは便利ですね。かさばりません。紙幣の代わりになったビールの代わりになる紙幣です。
でも、あれ、これって結局ふつうの紙幣と同じじゃ・・・うっ、頭が・・・

これ…本位制じゃねぇのか?

金(ゴールド)の現物に基づく貨幣システムを「金本位制」と呼ぶそうです。
となると、ビールの現物に基づく取引なわけですから・・・

ビール本位制の誕生!

金本位制下でもビール券にあたる代替物があり、兌換(だかん)紙幣と呼ばれていました。

こうなってくると現物はそれっぽい何かであれば何でも良くて、それの兌換紙幣を○○券と名づけて発行するノリでいっちゃっていいんでしょうか。

まあ世界には金本位制のほか、銀本位制とか、もやし本位制とか色々あるっぽいので、その気になれば多分大丈夫でしょう。

海外にはワイン券とかウォッカ券とかもありそうですね。
なくても作れるでしょう、そのくらい。

未成年はどうするの?

ノンアルコールビールやノンアルコールカクテル、シャンメリー(ノンアルコールのシャンパン)などを使います。
日本なら甘酒とかいいですね。

いくら通貨とはいえ、18歳未満に飲酒の機会を与えるのはさすがに法的にいけません。
ダメ、絶対。

居酒屋での支払いはどうなる?

当然、酒で酒を買います。
まあそう、バカらしいと思考停止されるのは止めません。そもそも始めっからばかばかしい話なもので。

そもそも支払いに使う酒を、そのまま飲めばいいじゃん? と思っちゃうところですね。
ただ居酒屋に来たことだし、その場の気分で色々飲みたくなるじゃないですか。

それにほら、キンキンに冷えた生ビールといえば、ビールサーバが常設されているお店じゃないとね。

飲み屋に日常的な酒を持ち込むなんて野暮です。
皆さんが喜ぶレアなお酒は大歓迎ですが。

やはり、ビール券もしくはクレジットカードを駆使してスマートにおあいそしましょう。

お酒がお金になったから何だっていうの

紙幣の種類が別のものに変わっただけで、ぶっちゃけ生活はほどんど変わらないという驚きの結果に。

お金や法律の専門知識も勿論無い頭で気の向くまま考察しただけなので、ツッコミだしたらキリがない、穴だらけの理屈なのは言うまでもありません。

だから、これとまったく違う結末も予想されます。

日本酒の原料となる米の農家や、ビールやウィスキーの材料である大麦の農場主の権力が増大して、通酒相場を影からコントロールする世界とか。

そうまでしなくても、一次産業の復権はもう始まっているかもしれなかったりしてね。

あっそういえば祝いの席の日本酒には、金箔がはいってたりするなぁ。

・・・この飲み物は、何本位制になるんだろう。