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なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

タンスと豆腐を無理矢理入れ替えてみた

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最近、安くてお腹一杯食べられる中華料理屋さんを見つけました。

特に炒飯がパラパラで美味しくてもう。

リピ確定です。

マーボー豆腐の角に頭をぶつける気分にはなりませんでしたね。

ましてや自ら進んでタンスの角に足をぶつけるほどのドMでもありません。

あらぬ誤解を招かぬためにも、そこは断固否定します。

タンスの角に足の小指をぶつける。

豆腐の角に頭をぶつける。

タンスと豆腐は、角にぶつける界の二大巨頭。

四角い、のほかにもタンスと豆腐には共通点があったんですね。

日本で角にぶつけると言ったら、豆腐の角かタンスの角と決まっています。

柔らかい代表の豆腐と、固い代表の箪笥といった解釈でよいのでしょうか。

どこかの誰かが角にぶつけなければ、決して相容れなかった無関係な2つの四角い物体。

豆腐に至っては、れっきとした食べ物ですよ。

頭をぶつける食べ物なら、まだ凍ったバナナのほうが真剣味があるというもの。

お、これは推理小説でありがちな凍結物を用いた完全犯罪トリックのにほひ。

どれだけナンセンスでも、やっていいことと悪いことがあります。

人の道を外れてはいけませんからね。

念のため、それぞれ入れ替えておきましょう。

今後は頭をぶつけるならタンスの角へ、足の小指をぶつけるなら豆腐の角へお願い致します。

うん、これで大丈夫。

角にぶつけてナンボの世界、略して角界(かどかい)

角界(かどかい)は身近な存在です。

そう、慌しい朝の不注意でタンスの角に足をぶつける可能性が誰にもある程度に。

豆腐とタンス、どちらが西か東か。

頭や小指を角に何度もぶつけて鍛える、通称「ぶつかり稽古」が有名ですね。

タンスの角にぶつけるほうの稽古は当たり前ですが、普通にガチで痛い。

一方、豆腐の角に頭をぶつける稽古は痛くありません。

しかし、食べ物である豆腐に申し訳ないという罪悪感がキツイ。

ヘルシーで身体に優しいお豆腐を陵辱しなければいけないなんて。

私には無理です。

お豆腐、好きですから。

好きな相手が嫌がる様を見て喜ぶようなドSでもありませんし。

角にぶつかる世界は厳しいですね。

一家に一台、高さ1メートルの豆腐

まるで豆腐のようにほろほろ崩れそうなタンスの形をした何か。

置き場所はもちろん寝室です。

タンスですからね。

豆腐は水分が染み出してくるので、直径1.5メートルくらいの受け皿に乗せて設置します。

あくまで豆腐素材のタンスなので、引き出しの形に切り出されてはいます。

だから理論的には衣類を収納することも可能。

が、いかにタンスの形をアピールされても、これは豆腐です。

Tシャツとかパンティー、靴下などを、水を豊富に蓄えてヌレヌレな豆腐の中に収納したら。

当然、布で出来ている衣類は豆腐の汁でびしょびしょに濡れます。

臭いも、ほんのり大豆のフレーバーが服に付きます。

ちょっとやそっとの除湿剤では付け焼刃。

だいたい、豆腐を内側から乾燥させようなんてナンセンスにも程があります。

冷やタンスで酒が進む

冷や奴のノリで、冷や箪笥にも薬味に刻み葱や鰹節、おろし生姜をトッピングしましょう。

タンスをいくら冷やしても収納性能が落ちることはありません。

豆腐のようなヤワな奴と違って冷やタンスは、薬味をまるごと引き出しの中に貯蔵可能。

都合よく寝室に箪笥が多いのも、寝酒好きな呑兵衛には嬉しい。

ん? 逆かな。

豆腐とタンスを入れ替えたので、台所に冷やタンスがあることになります。

だとすると、キッチンドランカー御用達といった感じでしょうか?

冷えたタンスを眺めながら飲むお酒は、格別でしょうね。

台所なので、おつまみにも事欠きません。

冷タンスは冷蔵庫並に冷却されているので、冷奴用のお豆腐を貯蔵することもできますよ。

超低金利時代の今こそ豆腐貯金

五円玉でも五百円玉でも、硬貨を柔らかい豆腐の中にぐりぐりと突っ込んでいきましょう。

埋められたお金を取り出すには豆腐を食べるしかありません。

考えてみればお金という物体は多くの人の手を渡り、様々な環境を移動してきた物です。

つまり清潔とは言い難い。

そんなトッピングが含まれた食べ物に口をつけるなんて、躊躇しますね。

結果としてお金は使われず、立派に貯金媒体として活かされることになります。

木で出来たタンスの底に隠されただけのヘソクリ貯金なんて無力ですよ。

取り出し易すぎて、気がついたらあっという間にすっからかん。

タンス貯金なんて、お金を貯めるという機能の体を成していませんね。

アテにしちゃいけませんよ。

豆腐はその身を本当に削ってあなたの資産を確実に貯蓄し続けます。

だから豆腐をアテにしましょう。

お酒のアテにね。

豆腐メンタルの人はタンスメンタルに

最近の言葉で、豆腐のように脆くて柔らかい精神面のことを豆腐メンタルと呼びます。

ちょっとしたことで傷付いたり、悲しくなったりして、学校や仕事を辞めたくなる感じでしょうか。

分かります。

タンスに限らず、足の小指をぶつけた日にゃあ、その日はもう何のやる気も起きなくなります。

リビングでリビングデッドしていたいです。

豆腐メンタルの反意語なのでしょうか、鋼のように硬い意思を表す鋼メンタルなる言葉もあります。

鋼メンタルほどではありませんが、タンスメンタルの持つ強靭さも中々のもの。

エレベーターで沈黙する雰囲気に襲われても、タンスならではの豊富な引き出しから巧みに話題を繰り出します。

良いことばかりではありません。

幾人もの小指を粉砕してきたタンスの角の堅さが災いして、角が立つ性格に。

頭は良いけど言葉にトゲがある、というどこかの誰かのようですね。

ああはなりたくないものです。

でも良かった。

うちにはタンスがありません。

クローゼット派です。

ついでに豆腐もここ数ヶ月食べてませんでした。

うわ・・・散々弄んでおいて・・・タンスにも豆腐にも縁、無さすぎ・・・?