なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

「『ひとり0次会』愛好会」発足のお知らせ

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飲みの前にちょっと一杯ひっかける「0次会」が人気ですね。他のメンバーと少人数で0次会へ行っても楽しいですが、たまたま同伴できそうな人がいない、むしろ一人で飲みたい、そんなソロ活動がお好きな御仁には「ひとり0次会」という孤高スタイルがオススメ。でも勇気が出ない、一人で居酒屋やバーは怖い。その気持ち、わかります。

そこで、このたび「ひとり0次会愛好会」を発足しました。ひとりゼロ次会、みんなで開催すれば怖くない。

結局みんなで飲むから同じ? いいえ、別々に飲みます

ひとり0次会と称して集まった人たちが一堂に会してカンパイでもしようものなら、それは単なる0次会と全く一緒。なんの価値もありません。ひとり0次会を愛好するわけですから、別々のテーブルに座って別々に飲みます。話し相手は店員さんくらいのもの。みんなでゼロ次会を楽しみたい輩は、せいぜい「0次会愛好会」にでも所属してワイワイ騒いでいればよろしいのです。

自分の他にも「ひとり0次会」してる人が隣にいるという安心感

大切なのは、繋がっているという気持ち。そして気持ち適度な距離感。すぐ隣に同じく一人0次会を開催している同志がいるらしい、と感じるだけで何と心強いことか。そこで「おや、あなたも一人0次会ですか?」などと無粋な真似は禁物。なんとなく同じ境遇らしいと察しながらも、あくまで一人で飲むのが粋というものでしょう。

悪用厳禁。営業妨害になることも

みんなで入店しますが、席は別、料理も別、会計も一人ひとり別々。となると飲食店にとっては勘弁してくれ状態。カウンターならまだしも、テーブル席や小上がり席は通常2人から4人以上の利用が前提です。

「ひとりカラオケ」なるソロ活動は、ひとカラルームが用意されてたり理解あるお店じゃないと嫌がられることがあります。本来多人数で使う個室を一人で使ったら、一人分の料金しか儲かりませんから一部屋あたりの単価が下がって機会損失に。ひとり0次会愛好会はお店に迷惑をかけない配慮を忘れません。そしてウェーイなパリピには超えられない壁を隔てた活動を続けていけたらと考えております。

2017年の今こそアニメ化してほしいファミコンソフト7選

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思えば昔の方が刺激的で過激な表現が許されていました。良い意味でも悪い意味でも、ですが。今ではクリーンでセーフティーな企業イメージが強い任天堂も、ファミコン全盛の当時は今では考えられないようなサードパーティが作ったクソゲーにゴーサインを出していたこともありますね。

それはそれとして、玉石混交のレトロゲームタイトルの中には今こそ再評価してほしい名作迷作が埋もれています。最新機種でリメイクも良いのですが、まさかのアニメ化でアニメファンとゲームファンを同時に驚かせても良いんですよ。

1. マインドシーカー

このゲームを全クリすると誰でも超能力を使えるようになれるそうですが、予知能力も念動力もボタンを押すだけの完全な運ゲー。もはやゲームと呼んでいいのか怪しい。近未来の研究所的な世界観は今なおカルト的人気を誇ります。

超能力を使えたとしても戦うべき敵が用意されているわけではありません。アニメ化に際して脚本家の腕が試されるゲームです。

2. バナナン王子の大冒険

バナナの敵はピーマンでした。バナナの国からやってきた王子がピーマン大魔王を倒すべくバナナに関するカルトクイズに答えたり自動販売機でバナナを買ったり敵と戦ったりするアクションンゲームです。

実はAKB48の秋元康神が企画したコミックボンボン発のマンガが原作という、今では信じがたいようなルーツのファミカセなんですが、当時小学生の人にはそんなこと知ったこっちゃなかったでしょうね。漫画原作だからアニメ化しやすいはず。

3. コズミックウォーズ

「グラディウス版 銀河英雄伝説」といえば何となく伝わる世界観のシミュレーションゲーム。実在する星座の星々を舞台に、グラディウスのビッグバイパーやリトルコアが入り乱れて侵攻、占領しあう。

指揮官は人間のグラフィックで、ユニットがきちんとした宇宙戦艦的なデザインなので、まんま銀英伝のノリでいけます。アニメ化にあたっては、マップ兵器バスター砲の発射バンクを忠実かつ大迫力で演出してほしいですね。

4. メタルフレームサイバスター

プレミア化したメタルスレイダーグローリー…とはちょっと違います。地上歩行型ロボットに乗って戦い、時には操縦席から降りて生身で狭い場所へ潜入したりするサイバーアクションゲーム。硬派な作りで良いんですが、子供に媚びない操作性、難易度、ストーリー、きっと途中で投げ出した小学生が多かったんじゃないかと感じさせるマニアックタイトル。この雰囲気を継承して3DSあたりでリメイク実現したら一気にアニメ化までワンチャンあるはず。

5. クインティ

ポケモンの開発チームが最初に作った名作パズルアクションゲーム。床のパネルをめくって敵を吹き飛ばして倒すというポップでシンプルなルールですが、奥深いゲーム性で今プレイしても楽しめる傑作。ストーリーは、主人公の彼女を拉致した三人の兄と妹に戦いを挑むという略奪愛もの。なぜこれほどハードな昼ドラ設定にしたし。アニメ化希望。

6. アルマジロ

アルマジロというややマニアックな動物が主人公。生息地が乾燥地帯だからか、舞台はサボテンとタンブルウィードが似合う西部劇風。マンガ原作だったかな。カウボーイっぽい主人公。詳しいストーリーは覚えてませんが、さらわれた恋人を助けに行く的なやつだったかと思います、多分。アルマジロのように丸まってボール状になり、坂を転がったりピンボール台の玉になったり独特な操作感覚が楽しい。がしかし、ファミコンの処理能力を超える動きをしようとしているらしく、終始もっさりカクカクしたスピードでしかプレイできません。惜しい。キャラが可愛いのでアニメ化いけそう。

7. レイラ

レオタードを着た女の子が宇宙基地の仲を戦い進む激ムズアクションゲー。パッケージの女子はとても可愛い。中身は鬼畜の難易度です。強い敵と広大なマップがプレイする意欲を削ぐ削ぐ。このレオタード女子が敵に捕まってチョメチョメされると地球とかが滅亡してしまいますから、頑張って欲しいと思います。

「間」を「闇」に変えると世界は暗黒に包まれた。

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夏と勘違いした台風が秋に集中するなんてよくあること。「間」とよく似た「闇」が入れ替わったって、世の中そう簡単には激変することもないでしょう。

「世間」→「世闇」

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201X年、世間は闇に包まれた。渡る世闇なら、確かに鬼ばかりいそうな雰囲気。「世闇(せあん)」と読むのでしょうか。読みにくい。闇に包まれた割にはパッとしない。そもそも何かに包まれるのは世界であって、世間(せけん)じゃないという。

「人間」→「人闇」

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「人闇(にんあん)」読みにくい。今さらですね、人というものの読みにくさは。だからまあ、人間が多少、闇に飲まれたところで今更どうこうできるはずもありません。諦め? いいえ、単にナンセンスな範疇に収まっているだけなんでしょう。

「お茶の間」→「お茶の闇」

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唐突にテレビから露骨な下ネタが流れると、お茶の間が一瞬にして凍りつきますね。そこが闇で包まれることは稀。それとも、お茶そのものにまつわる闇でしょうか。お茶界の神である千利休がマブダチだった豊臣秀吉から命じられた切腹の理由にも、深い闇があるのかも。

「間違い」→「闇違い」

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闇にも色々な種類があるようでして。地獄にも最大で64,000種類あるほどですから。なにかの間違い、いや闇違いかもしれません。同じ朝は二つとないように、同じ闇は二度と訪れないのかも。多様性の時代ですね。

「一週間」→「一週闇」

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一ヶ月間も一ヶ月闇だし、一年間は一年闇。一週間ずっと闇なら、真っ暗で光熱費が増えそう。あと昼夜の区別がなくなって体調がおかしくなるかも。時給計算が夜勤扱いになったり、深夜割増がつけば嬉しいのにね。

「開かずの間」→「開かずの闇」

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開かずの間ってだけで闇が深そうなのに、開かずの闇って断言しちゃったらこれもうホラー要素確定じゃないですか。開けたら最後、お先真っ暗。悪いことはいいません、そっとしときましょ。

「間食」→「闇食」

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究極の闇はブラックホールのように、どんな光も飲み込む漆黒の亜空間なイメージ。食事と食事の間に口が寂しくなったら「闇食(あんしょく・やみしょく)」をすれば食べた物がここではないどこかへと消え去り、カロリーで太ることもなくダイエットに効果的。

ふうむ。どれも闇が深い。いったん間が闇に変わったら、どう転んでも世界は闇に包まれるしかないようですね。