なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

2020東京オリンピック新種目

東京五輪新種目「ボクシング札束級」

ボクシングは魂と魂のぶつかり合いです。 具体的には、こぶしとこぶしの殴り合い。ですが素手ではなくバンテージを巻いた上にグローブを装着して殴ります。 でもこれはあくまで結果論。 命をかけて、魂を削って、身を粉にして働いて、そうして稼いだお金は魂…

東京五輪新種目「10000m超高飛込み」

一万メートル。それは人類がスカイダイビング可能な限界高度。 スカイダイビングがオリンピック正式競技に選ばれていない以上、ここは水泳飛び込み種目が一肌脱ぐところかと。 寒さとの戦い 空へ高く高く上昇するほど気温は低くなります。高度10,000メートル…

東京五輪新種目「パン食いマウンテンバイク競争」

通常のマウンテンバイクコースを走行しながら、森の中で生い茂る木々の枝に吊るされたパンをより多く口でキャッチした選手が金メダル。横一閃でスタートし、先にパンを食べる必要があることからスピードも重要。 他の選手より先にパンを食う パン食いマウン…

追加種目 走り幅跳び障害

ただ走るだけじゃ、つまらない。 オリンピックでも障害物競争しましょう。でも小学生が網をくぐったり平均台の上を進む運動会の障害物徒競走をそのまま持ってきても芸がありませんね。 ただ走って跳ぶだけなら猫にもできますし、緊迫感が足りません。世界最…

五輪追加競技 男子100mペア 棒高跳びペア

オリンピックは平和の祭典。ピース。ラヴアンドピース。アヘ顔ダブルピース。一人寂しく黙々と競うぼっち競技じゃ幸せになれません。 冬季オリンピックでしたら世界的に有名な二人競技があります。ご存知、スキージャンプペア。その歴史は随分長いのですが、…

地味すぎるスポーツ…五輪追加競技 畳の目を数える

辛抱強く痛みに耐えることを畳の目を数えるようにと例えます。畳文化ならではの和風な表現ですね。実際に畳に編まれた井草の数を一つ一つ数える人は稀でしょう。 しかしここは冗談が現実になるオリンピック競技会場。畳の目を数えるという地味で無意味、まさ…

予算・治安・汚職…五輪新種目「オリンピック中止ギリギリで開催」

あわやオリンピック中止か? という所まで追い込まれてから開催するほどポイントが高くなる新競技です。 予算不足 オリンピック中止の代表的な原因です。競技場やスタジアムを作るにも選手村を作るにも、お金がなくては始まりません。開催が危ぶまれるほど予…

東京五輪追加競技 「ドタキャン」

ドタキャン。困ります。やめてほしい。こっちは用意して待ってたのに。時間通り来てほしい。期日に間に合わせて仕上げて欲しい。一旦した約束を反故にしないでいただきたい。キャンセルするならするでもっと早く連絡出来なかったんですか。そもそもドタキャ…

東京オリンピック追加種目「心霊写真」

この世ならざるものが映り込む心霊写真で勝負しましょう。心霊写真の全国大会、いや世界大会を。 2020年東京で行われる夏季オリンピックの夜長は、世界中から寄せ集められた心霊写真鑑賞大会が一陣の涼を提供します。 なお不正捏造防止のため使用するカメラ…

東京オリンピック追加種目「欠陥住宅」

建築の世界にも優劣があり、建物を作るスピードが速い遅いで違い、建物に難易度や芸術性を見て取れます。 そう、この基準はもはやスポーツ。ならばスポーツの祭典に追加できます。 最も優れた建物を建設した国が金メダル、なんて短絡的に決めちゃったら世界…

東京五輪追加スポーツ「飛び込み営業」

営業という職種は自動車産業の様に裾野が広くツブシが効く汎用性の高い仕事です。素養は必要ですが資格は要りませんし、新卒からシニア人材まで誰でも始められて給料も高めの花形ワーカー、飛び込み営業マン。 世界で最も競技人口が多いホワイトカラーかもし…

東京五輪の新しい種目「泥んこ遊び」

子供の頃、といってもほんとに小さい小学校低学年の頃になら泥んこで遊んだ記憶がうっすらあります。 高学年や中学校に上がったらもう、こういう服が汚れる遊びは敬遠してました。 「泥んこ玉」部門 泥んこ玉、作りましたねぇ。小さな手で丸めるだけですが。…

東京五輪新競技「近代忍者五種」

ついに日本の世界的人気職業「忍者」がオリンピック競技化決定。 2020年、全世界の自称ニンジャが東京に結集して、世界一の忍者を決定します。 忍び足 抜き足差し足忍び足。忍者は歩く時に足音を消せます。そりゃもう完全にサイレント。 足音を消して歩くの…

東京五輪新種目「エンブレム盗作パクリ大会」

オリンピアは体育会系スポーツの祭典であって、文系というか、文芸学問的な世界一を決める大会はまた別に国際科学オリンピック等の形で存在しています。 国際数学オリンピックでは時おり日本の高校生が金メダルを獲得して話題になっていますね、国際物理オリ…

東京五輪新種目「走り低飛び」落選に「なぜ…」の声

世界で最も低空飛行する競技が2020年東京オリンピックの新種目に追加されなかった件について、各方面から落胆の声が上がっています。 走り高飛びと同じバーを用いるこの競技は、日頃から低みの見物を決め込んでいる落伍者が遥かなる低みを目指す余興として各…

東京オリンピック新種目「親戚かくれんぼ」

お盆休み、お正月、法事、冠婚葬祭。 実家に集結する親戚のおじさんおばさん、甥っ子連中から逃げ切る新オリンピック競技が追加されました。 茶の間でお父さんお母さんと談笑中の叔父、叔母、甥っ子、姪っ子に気付かれないよう無音で廊下を通過、庭で遊ぶ又…

東京五輪新種目「モデルルーム見学」

わーキレイなお部屋。ねぇここにしましょー。 えぇー、ちょっと天井が低いんじゃないかな僕は自分で言うのも何だけど背が高いんだ。 もっとグレードが高い部屋にすると天井も高くなるんですって。ねぇそっちにしましょー。 えぇー、しょうがないなあ。まあ高…

東京五輪新種目「頭ポンポン男子」がリア充だらけと話題に

イケメンだけに許された「頭ポンポン」がオリンピック競技に正式採用されました。女子審査員に頭ポンポンしてぶっとばされなければクリアです。 各種女子に頭ポンポンするだけの簡単な競技 先日追加が発表されたばかりの「頭をなでなでする」競技は人間以外…

【東京五輪】何もしない【追加競技】

オリンピック期間中、一切、何も行動しなかった選手が金メダルです。 減点方式です。身体を動かす度に規定の点数が引かれていき、閉会式までに最も多くの持ち点を残した選手の勝ち。沢山動いて減点されすぎ持ち点が尽きたら失格、退場。きっと競技の途中から…

【東京五輪追加競技】ボウリングボール投げ

そろそろ投擲競技に新しい種目が欲しい、とお嘆きの世界1000万人の投擲ファンの皆様へ、全く新しい投げる系種目のご提案です。 砲丸投げ、ハンマー投げ、槍投げ等に続く新しい投擲競技。 投げた距離を測るスポーツには、重かったりボールのようなものが適し…

【追加種目】頭をなでなでする【東京オリンピック】

これからちょっと選手の皆さんに、地球上のあらゆる生物の頭をなでなでしてもらいます。 ルールはシンプル。対象の頭頂部をナデナデし続けるだけ。 最も長くなでた選手が金メダルです。 ね、シンプルでしょ? (簡単とは言ってない) 終了条件はいくつかあり…

【新競技】はい二人組つくってー【2020東京五輪】

誰もが一度は体験したあの悪夢が、2020年、東京で再び甦る。 世界が崩壊する絶望の呪文。 先生「はい二人組つくってー」 よかろう、ならば最強を決めよう。 世界最強のぼっち・・・ではなく、二人組を作る人間を。 金2、銀0、銅1の変則バトル 各試合人数…

【東京五輪】全員一等賞100メートル徒競走【新種目】

はーい、きみゴールしたら1着だね、足はやいねー、でもちょっと待っててね。そこの2着っぽい君も隣で待ってて、まだゴールしないでねー。走るのが遅い最後の1人まで集まって、みんながゴールまで辿り着いたら一斉に同時にゴールしましょうねー。手とか繋…

【2020東京五輪】リアルままごと【新種目】

全ての女の子に捧ぐ、疑似料理の祭典が今度の東京オリンピックに新設されました。 見た目は完全な本物の料理。素材は全て、遊び場の公園にある砂、泥、植物など。 昔から各ご家庭に伝わるままごと料理の腕前を、世界レベルの完成度で再現してもらいましょう…

運動不足を競う『運動不足大会』が2020東京五輪の新規競技に

運動のプロは、運動不足のプロでもあります。 誰しも、世界中の小学校で行われている運動会、いや運動不足会を経験していることでしょう。 子供の頃からサボリ癖で培った運動不足力と運動不足技を各国選手が競い合います。 世界トップレベルの運動スペシャリ…

ついに東京2020年開催五輪で経済効果が新種目として競技化決定

経済のことは正直サッパリです。が、オリンピックの経済効果が何千億円とか何兆円って聞いたら、おおすごいっ、と感じちゃいますね。 五輪開催が迫るにつれて、やれメダル獲得予想だ経済波及効果だと盛り上がるのはどの開催国でもほぼ同じなようです。 オリ…

新種目「無気力試合」が2020年東京五輪で人気種目に

スポーツ競技には時として、負けたほうが有利になる状況が発生します。 一概にルールの不備というわけでもなく、他の選手とのポイント差や同じチーム同士の対戦時など、原理的に起こり得てしまうのです。 まっとうな選手ならスポーツマンシップに則り、たと…

東京2020開催五輪新種目「横断歩道で白だけ踏んで渡る」

ナンセンスな行為を避ける人は多いと思います。 このブログを読むことがナンセンスかどうかはさておき。 横断歩道を渡るとき、特に意味もなく、白あるいは黒い路面だけを踏んで歩こうとした経験が一度もない人は非常に希少なのではないでしょうか。 横断歩道…

2020東京五輪新競技「リアルウォーリーを探せ」

世界的に有名な、ちょっと変わったお兄さんの趣味が、ついにオリンピックで競技化されました。 舞台は五輪競技会場全域。 スタジアムの観客席から売店、通路、選手村、トイレ、駐車場などの至るところで、いわゆるウォーリーを捜索していただきます。 といっ…

2020開催五輪新種目「リモコン取ってー」

炬燵に、蜜柑。 それから猫とお煎餅。 あとは日本茶と、あと今では貴重になったブラウン管テレビですかね。 昔の私達の、冬になったらごく普通の一般的なお茶の間での過ごし方でした。 のほほんと平和的な日常。 今この時も、毎日がそうであったらなあと日々…