なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

男の子だってアイドルしたい! 乙女向け男性アイドルアニメ7選

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リアル世界で男性アイドルといえば、ジャなんとか事務所が席巻しているらしい。単一組織の寡占状態だとか。一方で、良くも悪くもアニメの世界は自由です。

アニメ業界では男性アイドルキャラをリアルのしがらみに縛られず自在にデザインできます。乙女ゲームやBLマンガをルーツにして、様々なボーイズアニメが制作されている中から7つをご紹介。

「うたプリ」うたのプリンスさまっ

アイドル志望の男子たちと濃密な学園生活を送るゲーム原作の大御所アニメ。もちろん表裏ともイケメン揃い。しかも由緒ある名家の子息、財閥の嫡男、一流大企業の後継者、王国の王子と玉の輿的な意味でも魅力あふれる男性アイドルの坩堝。

「あんスタ」あんさんぶるスターズ!

男性アイドルをプロデュースする乙女向けソーシャルゲームアプリ原作のアニメ。が、ただ萌え萌えするだけにあらず。時にエグくぶつかり合い、時に甘酸っぱく絆を確かめ合う。濃い個性を持ったアイドルキャラが多彩にアピール。推しメンを誰にするか悩まずにはいられない。

「少ハリ」少年ハリウッド

怪しげな謎の自称プロデューサー社長によってスタートした5人組アイドルグループの葛藤と成長を描いたリアルな造形のアイドルアニメ。舞台や歌番組を劇中劇したり、アニメのお約束に従わず現実と同じ反応をするモブなど他のアイドルアニメにはないリアリティが感じられる乙女向け作品。

「Bプロ」B-PROJECT

歌えば強風が吹くTMR西川貴教兄貴と、厨二病界のカリスマプロデューサー志倉千代丸兄貴が生んだ男の子アイドルアニメ。新人女性ディレクターで就職したレコード会社で「仏像」由来のアイドル達と恋愛の渦に巻き込まれていく。ButsuzouのBだったんだねぇ。

「ツキアニ。」ツキウタ。THE ANIMATION

ツキは12ヶ月の「月」。睦月、如月、弥生、卯月といった具合に12人のアイドルがウタうアニメ。実際の月に合わせてキャラソンCDをリリースするなど「推し月」が来るのを待ち遠しくなる。アイドルキャラクターCDシリーズが原作という珍しいアニメ作品。待望のゲーム化はこれからの模様。

「アイナナ」アイドリッシュセブン

本格リズムゲームアプリ原作の7人アイドルアニメ。彼らの名前に1から7までの漢数字が含まれていて、8から10はライバル的な立ち位置のグループ側に所属。アニメでも各メンバーに深いエピソードが展開され、アイドル活動へのひたむきな情熱が伝わってくる。

「石ボ?」石膏ボーイズ

石膏だからってアイドルしてはいけないなんて決まりは無い。擬人化ですらない、美術室にあるデッサン向け石膏像そのままのギリシャ姿でアイドル活動するアニメ。人間の男性アイドルに勝るとも劣らなくファンを喜ばせ、女性マネージャーと妙な雰囲気になるなど、石膏のくせに人間くさいアイドルキャラが垣間見れる。

生きる意味が分からない時の打開策7つ

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1. 常識を捨てる

生きる意味は自分が決めるもの。不特定多数の他人が決めた常識に縛られていては、自分の生きる意味が分からなくなって当然だ。そんな常識は捨ててしまおう。結果、あなたは非常識な人だ、と他人から罵られても、生きる意味が分からない辛さに比べたら大したことはない。

2. 一つのことだけを考える

問題や課題は一つとは限らず、たいていは幾つも降りかかってくる。あれもこれもと同時に考えようとしてあっという間にキャパシティを超え、生きる意味も含めて全てがどうでもよくなる。心に余裕がない時にありがちな感情の暴走だ。

3. アウトプットする

声に出す、文章にする、絵や音楽で表現する。紙の日記帳をつける、ブログやフェイスブックに投稿して公開する、全てを包み隠さず曝け出したツイートをして炎上する。

書籍化を目指して小説やエッセイを執筆する、思い描いた架空世界を漫画化する、頭の中に鳴り響く音色をシーケンサーで再現する。外に出す、アウトプットすることで、生きる意味に近づく、あるいは近づくのを阻害している要因を排泄できる。

4. 人間関係を捨てる

全ての人との関係を大切にしよう、と言うのは簡単ですが、実際には不可能だ。人生に与えられた時間は有限であり、余計な人に関わっていると、本当に大切にすべき人との時間が減ることになる。

あなたの明るい未来に繋がらない、どうでもいい人との人間関係は続けても意味を見出せない。早々に連絡を止めて、関係を捨てよう。

5. 死ぬ意味を考える

いつか必ず死ぬという現実を忘れて安穏と生きている人は少なくない。普段はそれで構わないが、精神的に追い詰められた時に発症する。寛解したと思っていた10年来の持病のように奥底から。

6. 本能に従う(法の範囲内で)

したいことをし、したくないことはしない。生きる意味を考えて分からないから、考えるのはやめて、身体が求めるままに従ってみる。もちろん法律を破らない範囲で。人間、正直が一番生きやすい。

7. リビングデッドになる

生きる意味が分からないなら、生きることを止めたら分かるかもしれない。死ぬという状態ではない。アンデッド、生ける屍、ゾンビ、ウォーキングデッドになれ。

誰もいない山奥かどこかで、考えることをやめ、しかばねのように眠り、しかばねのように野生動物の内臓でも食べよ。勇者に話しかけられても、返事をしてはいけない。

グリグリ動く! アクション作画が神ってるヌルヌルアニメ7選

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1. ナルト

個性的な忍者同士が能力を駆使して戦う海外でも今なお大人気バトルアニメ。リアルじゃ絶対ムリなのにリアリティを感じさせるアクションシーン。

躍動するキャラを大胆なカメラワークで超アングルから神作画。ナルトは奥深くアツいストーリーも相まって、神秘の存在であるジャパニーズニンジャをクールに動画化した代表的忍者アニメといえる。

2. サムライチャンプルー

侍とヒップホップ音楽を融合したらスタイリッシュにならないわけがない。若き流浪のサムライ連中がスクラッチに合わせてキレのあるチャンバラアクションを繰り広げる。

カタナがヒュンヒュン空間を切って紙一重で刃を躱す。全編に渡りアニメで本格的な殺陣をグリグリ動かせるアニメスタジオはそう多くない。サムライチャンプルーの制作会社が既にポシャッてしまったのは悔やまれるところだ。

3. 悪の華

惡の華 コミック 全11巻完結セット (少年マガジンコミックス)

惡の華 コミック 全11巻完結セット (少年マガジンコミックス)

まるで実写のようなキャラデザと動き。ていうかアニメの体を借りた実写ドラマですよねこれ。まず人間がロケ行い、撮影した実写動画をトレースしてアニメ作画に落とし込む「ロトスコープ」という技法で制作された。

動画がリアルになるのは当然といえば当然。原作マンガ悪の華の可愛いキャラデザをかなぐり捨てて、本当に実写準拠で映像化するのはさぞ冒険であったろう。デート、教室、逃避行、普通の高校生には体験できないアクションをしている。

4. アキラ

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)

今から30年近く昔にアキラほどのグリグリ動画アニメが制作出来たのは本当にとんでもないこと。CGもクールに描写されているが、これがWindows98よりも10年古い、Windows2.1とかの聞いたこともないような時代の産物だといえば凄さが伝わるだろうか。

先に声優がセリフを収録し、後から声に合わせて作画を描く「プレスコ」という手法で制作されている。よく見ると口元が単なるパクパクではなく、アイウエオを全て描き分けるこだわりよう。アクションというと大きい動きに目が行くが、神は細部に宿るものだ。

5. ハンドシェイカー

TVアニメ ハンドシェイカー アクリルキーホルダー コヨリ

TVアニメ ハンドシェイカー アクリルキーホルダー コヨリ

主役級がヌルヌル動くのは当然として、なんと超脇役のモブ一人一人までが意思を持っているかのように生き生きと動く動く。この手間暇クオリティで最終回まで持たせられるのか心配になるくらい。

同じ動きを繰り返して作画枚数を節約するのではなく、きちんと個々の動作に理由があるのがわかる。場面と場面の移り変わりに挟む数秒の街並みシーンに全力投球しているオシャレアニメ。

6. リトルウィッチアカデミア

まず劇場版が公開され、次いで続編のテレビシリーズが好評を博している。テレビでは魔法使いの卵たちが繰り広げる魔法学園ストーリーで、これがまた神脚本で、劇場版と見紛うほど作画が良い。

制作会社はかつてエヴァシリーズを手掛けたスタッフが再集結しているだけあってアクション作画にめっぽう強い。個性的なキャラの動かし方もグリグリ熟知しているに違いない。

7. 君の名は。

君の名は。 トランプ

君の名は。 トランプ

今更言及するまでもない旬のアニメだが、公開して半年近く経つのに今なお最もアツく記録を塗り替え続ける劇場映画。シナリオの秀逸さと背景の綺麗さ、キャラの可愛さに着目されがちだけど、アクションも非常に多彩で緻密。

文字を書く、走って転ぶ、爆破して吹っ飛ぶ。全てが異様にヌルヌル動く。ただの恋愛映画にはない超展開なアクションシーンの作画も見どころだ。監督にばかり注目されるが、アニメ界の神作画スタッフが集結して腕を振るっているとか。一度で味わい尽くすには惜しい濃い内容ゆえにリピートしたくなるヌルヌル作品かもしれない。