なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

デジャヴを感じた時にやりがちな行動7つ

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あっ、これ前にもあった気がする…!

デジャブあるいは既視感の原因としては、ストレスからくる脳神経の誤反応や時間差といった錯覚、あるいは予知夢やらタイムリープといったオカルティックな説もあったりして。

デジャヴを感じたとき、人はどんな行動を取るのか?

7つピックアップしてみました。

とりあえず人に話す

まずは近くの人に喋りたくなりますね。「今、デジャヴ感じちゃいましたよ」と深い意味もなく話したくなってしまいます。

それを聞かされるほうは反応に困るかもしれませんが…

内容をメモる

デジャヴが発生した時の状況を記録します。いつ誰と何をしていたか。どんな場所で。体調は。予感や前兆はなかったか。忘れないようにメモったりして痕跡を残そうとするのは、やりがちな行動ですね。

夢日記のように「デジャヴ日記」をつけたら面白いかも。

未来を予知しようとする

既視感とは前に見たことがあるような錯覚ですが、もし過去を知っているのなら、そこから現在までの間を覚えていても不思議ではありません。

つまり「未来を思い出す」という形で未来予知ができるかもしれないのです。このあと、一体どうなってしまうのか!?

逆に、過去を思い出そうとする

この道、前にも歩いたことある…! と感じたなら、その道にどうやって来たかも知っているはず。

なぜデジャビュが起こったのか? 出来事を緻密に逆算していけば、その過去が明らかになるでしょう。思い出す、というよりも時間を遡って読み取っていく作業といえるでしょう。

世界の観測者を気取る

世界の裏側を垣間見たかのようなデジャヴの錯覚。この瞬間、他の誰も感じていない「次元のずれ」を自分だけが感じていることに気づくと、まるで世界の正体に迫る観測者を気取ることができます。フゥーハッハッハ!

普通の時間軸から過去や未来へ跳んだかのような体験。そうしてタイムリープした感覚に浸るのもデジャヴュの楽しみ方ですね。

黒猫を探す

映画マトリックスではネオがデジャヴを感じた時に目の前を黒猫が2度横切りました。黒猫は可愛くもミステリアスな象徴であり、幸せにも不吉の前兆にもなりえます。

世界が書き換えられた違和感がデジャヴュという形で知覚されたのだとしたら、近くに黒猫が出現するのはごく自然なこと。あたりを見回す行動をクセ付けしてみるといいかも。

忘れないように頑張るけどやっぱり忘れる

感覚として、めったになく、次いつ体験できるか全くわからない現象ですから、感じた瞬間は絶対に忘れないだろうと思うし、そう頑張ってみたりします。

しかし現実は目の前にすることがとめどなく積まれています。錯覚にすぎないであろうデジャヴの余韻にいつまでも浸っていられるほど暇でもありません。だから10分、いえ5分後にはもうどんな既視感だったか、そもそもデジャヴを感じたという事実さえ忘れないでいられるかどうか。

とうの昔にデジャヴは科学的に錯覚だと証明されていたとしても、一瞬で不思議の国へ迷い込んだような非現実感は、デジャヴならではの面白体験ではないでしょうか。

会場掃除と一石二鳥!?東京オリンピック新種目「キャスター椅子カーリング」

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フィールドをこすって石を滑らせる氷上のせめぎあい、カーリング。平昌オリンピックでの女子銅メダルもあり、注目が高まっています。

この注目度、東京オリンピックでも採用しない手はありません。しかしカーリングの舞台はアイスリンク、灼熱の東京で行うにはコストがかかりすぎます。アイスリンクを使わずにカーリングはできないものか?

そこで採用されたのが「キャスター椅子カーリング」。石をキャスター椅子で代用します。

人間が座ったキャスター椅子がガラガラと移動

この新種目のポイントは、ストーンをキャスター付き椅子で代用すること。選手たちはキャスター椅子に座ってガラガラと入場してきます。キャスター椅子ならフローリングでも滑ります、アイスリンクは必要ありません!

椅子の動きは乗る人間の体重や体格で変わっていきます。軽い人で軽やかに、重い人で押し出しに……ここに新たな戦略性が生まれます。椅子を止めたい場所で乗る人がうまく止められるかという技術要素も。

石と石がぶつかる時、人と人が抵抗しあう

最大の見所は相手の椅子にぶつけるヒット時の攻防です。氷上のカーリングでは意思を持たない石を使うため、ぶつける角度や強さが重要となる場面。しかし、キャスター椅子カーリングでは意思を持つ人間が乗っているわけですから、当然はじかれる方も抵抗してきます!

押し合いに勝つための重心移動、力の抜き入れ……その激しい攻防は、さながら日本の国技・相撲。フローリング上の格闘技とさえ言えるかもしれません。

床をフキフキするほど社内が綺麗に

特筆すべきことは、フィールドがアイスリンクではないために練習場所の幅がぐんと広がることです。社内の邪魔なデスクを片付けるだけで、そこはもうキャスター椅子カーリングのフィールドです。

さらに、スウィープをコードレス掃除機やモップで代用します。プレイすればするほど床がキレイになるわけです。まさしく一石二鳥!社内大掃除の代わりにキャスター椅子カーリング大会を開催すればカンペキです。優勝チームは昇給間違いなし。

誰でもオリンピック選手になれるかも!?

誰しもが一度は、キャスター付き椅子で縦横無尽に滑りまくってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?「キャスター付き椅子カーリング」はオフィスで、家で、誰でも練習できます。そして何より新種目なので、みんな初心者からのスタートなのです。

2020東京オリンピックまであと少し。あなたもキャスター付き椅子カーリングの先導者としてオリンピック選手を目指してみませんか?

オリンピック新種目・早着替え男子とはどんな競技?

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衣服を着替えるという行為は世界共通の習慣であり、演劇などの舞台をしている人たちはすぐに別の衣装に着替えなければいけないことから早着替えの技術を磨いていることも少なくないと言います。

そんな着替えという日常の行為をいかに最速で正確に行うことができるのかという競争意欲が高まって生まれたのが、早着替え競技なのです。今回は、そんな早着替えが競技としてオリンピック新種目になった場合の考察をしていきます。

着替えのルールはスピードと正確さ

早着替え男子の競技ルールは至ってシンプルで、指定された衣装に着替える際にかかった時間を競うものとなっています。

ルールの重要な点として注目されているのは着替えるスピードと正確さであり、誰よりも早く着替えを済ませることはもちろん、指定された衣類を正しく身につけなければいけません。そのため着替えの時間をどうやって短縮するのか、正確に身につける知識や技術を持っているかどうかが勝負のカギです。

2020東京五輪の決勝は「十二単(じゅうにひとえ)」

早着替え種目の特徴は、決勝戦の種目衣装が開催国の伝統衣装であることです。そのため2020年東京五輪では日本が開催国となるため、決勝戦での衣装は十二単(じゅうにひとえ)となります。

これは女子はもちろん男子も同じ衣装で決勝に臨むこととなり、身につける衣類の多さや帯の結び方など着物に関する知識や技術が必要。どのようにして早く身につけることができるのかが勝敗のカギですね。

競技終了後はエキシビジョンとしてショーを開催

そして早着替えの競技後の楽しみとして話題を集めているのが、エキシビションとしてファッションショーが開催される点です。フィギュアスケートのエキシビションみたいな感じですね。

男子も女子も合同で行われるエキシビションとなっており、ファッションショーの合間にはランウェイでデモンストレーションなどが開催される予定となっています。そのため競技中はもちろん、競技後のエキシビションも楽しめるところが早着替え競技の魅力です。

オリンピックを盛り上げる世界共通の文化競技

このように早着替えは世界共通の文化を思い切ってオリンピック競技にしてしまった面白種目で、単純に勝敗を競うだけではなくエンターテイメントとしての側面を持っているところが魅力です。

特に競技終了後のエキシビジョンでは選手たちが楽しくファッションショーを繰り広げるため、オリンピックに相応しい平和な競技となっています。