なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

会場掃除と一石二鳥!?東京オリンピック新種目「キャスター椅子カーリング」


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フィールドをこすって石を滑らせる氷上のせめぎあい、カーリング。平昌オリンピックでの女子銅メダルもあり、注目が高まっています。

この注目度、東京オリンピックでも採用しない手はありません。しかしカーリングの舞台はアイスリンク、灼熱の東京で行うにはコストがかかりすぎます。アイスリンクを使わずにカーリングはできないものか?

そこで採用されたのが「キャスター椅子カーリング」。石をキャスター椅子で代用します。

人間が座ったキャスター椅子がガラガラと移動

この新種目のポイントは、ストーンをキャスター付き椅子で代用すること。選手たちはキャスター椅子に座ってガラガラと入場してきます。キャスター椅子ならフローリングでも滑ります、アイスリンクは必要ありません!

椅子の動きは乗る人間の体重や体格で変わっていきます。軽い人で軽やかに、重い人で押し出しに……ここに新たな戦略性が生まれます。椅子を止めたい場所で乗る人がうまく止められるかという技術要素も。

石と石がぶつかる時、人と人が抵抗しあう

最大の見所は相手の椅子にぶつけるヒット時の攻防です。氷上のカーリングでは意思を持たない石を使うため、ぶつける角度や強さが重要となる場面。しかし、キャスター椅子カーリングでは意思を持つ人間が乗っているわけですから、当然はじかれる方も抵抗してきます!

押し合いに勝つための重心移動、力の抜き入れ……その激しい攻防は、さながら日本の国技・相撲。フローリング上の格闘技とさえ言えるかもしれません。

床をフキフキするほど社内が綺麗に

特筆すべきことは、フィールドがアイスリンクではないために練習場所の幅がぐんと広がることです。社内の邪魔なデスクを片付けるだけで、そこはもうキャスター椅子カーリングのフィールドです。

さらに、スウィープをコードレス掃除機やモップで代用します。プレイすればするほど床がキレイになるわけです。まさしく一石二鳥!社内大掃除の代わりにキャスター椅子カーリング大会を開催すればカンペキです。優勝チームは昇給間違いなし。

誰でもオリンピック選手になれるかも!?

誰しもが一度は、キャスター付き椅子で縦横無尽に滑りまくってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?「キャスター付き椅子カーリング」はオフィスで、家で、誰でも練習できます。そして何より新種目なので、みんな初心者からのスタートなのです。

2020東京オリンピックまであと少し。あなたもキャスター付き椅子カーリングの先導者としてオリンピック選手を目指してみませんか?