こよなく孤独を愛する「孤独マニア」としてはヨダレが止まらない、上質で格別な孤独スポットを7つピックアップしました。孤独が怖い? イヤ? 寂しい? そんな方は閲覧注意。
クリスマスカップルで賑わう街角
一人でいるよりも、群衆の中で自分だけ孤立しているほうが孤独感は強くなります。ましてやカップルというカップルで埋め尽くされるクリスマスイブの夜ときたら。メリークルシミマス。
リア充爆発しろ、と燃え上がるような嫉妬心。賑やかしさの中で際立つ「ぼっち」の孤独感を味わいましょう。
上映終了後の映画館
さっきまで大勢の観客が感動の渦に巻き込まれていたのに、スタッフロールが終わりフロアライトで明るくなって数分後には全員帰って、自分だけが取り残された状況。
遭難した山の中
救助の連絡をしようにも携帯の電波は届かない。近くに民家の明かりも道路の気配もない。ほどなくして訪れる夜の闇。下がる外気温。火でも焚けば多少は安心できるかもしれないが、それではせっかく命を懸けた孤独が台無しに。
深海底
水圧の恐怖に震えて眠りたい。地上の光も届かない。たまにいる深海生物はマリンスノーを頼りに生き長らえ、全く見当たらない海域も。海なのに水流さえほとんどない沈黙と不動の深海底。
安全性さえ確保されていたら、誰の邪魔も入らない、孤独を満喫するのに最高の環境ですね。
無人島
無人島はロマンの塊。孤独を愛する人なら一度は夢見る楽園の地。日本近海の無人島に一人暮らししている人も若干名実在しているそうで、たまにテレビで特集されてたりします。リアル「キャストアウェイ」というほど未開の地ではなく、最低限のライフラインは備えているようですが。
引きこもり中の部屋
引きこもりとは一人孤独に自分の部屋に他人を寄せ付けず篭もり続けること。まさしく孤独を追求する生き様に他なりません。孤独マニアたるもの一度は経験しておかずにはいられない、孤独道の登竜門。簡単そうに見えて、何年も他者との断絶を追求するとなると奥が深い。
宇宙空間
できれば地球や母艦との通信が途絶しているとベスト。もしも人間と会話が成立する位の高度なAIがまだ生きていたら、ただちに叩き壊しましょう。せっかくの宇宙空間という素晴らしい孤独な時間の邪魔ですから。近くに仲間の宇宙船もおらず、救難信号も届かないなら本格的ですが、そこまで絶体絶命に拘らなくとも大丈夫。吸い込まれそうな宇宙空間に一人という状況は、地球上では味わえない贅沢な孤独。