なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

電車の過ごし方データベースで待ち時間の有効利用を


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暇ですねぇ。

あー、電車に揺られてると。

ついそう感じてしまいます。

と言いつつ、私に暇な時間など1秒たりとも存在しないわけですけども。

公共交通機関が定時を遅れても、待ち合わせをドタキャンされても。

その空いたスキマ時間は、私にとって黄金を産む機械です。

無駄に生じた時間ほど、貴重で嬉しい瞬間はありません。

何を思い付いてやろうか、何を生み出そうかと、胸が高鳴ります。

電車内で手持ち無沙汰にしてる方々。

人生を無駄にしてると感じますか?

それは錯覚です。

今の世の中、周りの連中は、なにかと他人を行き急がせようとするものです。

冷静に考えましょう。

データベース化して無味乾燥な電子情報にすれば、嫌でもクールになれます。

こちらに何かをさせようとする人たちは、大体、あちらにとってメリットがあるからしているのです。

信用してはいけませんね。

そういう雑音に惑わされることなく。

仕事中も食事中も、電話保留中もピロートーク中も常に心がけるべきことは。

電車に乗ってる時間、いかに有意義に過ごすかということです。

人間観察

吊り広告を見ているようで、日に日に薄くなる通勤中の企業戦士の頭頂部を観察していたり。

窓の外を見ているようで、向かいの席で本能的な話をしている女子高生をガン見していたり。

でも多分、人間観察の醍醐味は。

そうやって人間観察している人を、人間観察すること。

所詮、履歴書に書けない趣味ですけどね。

車掌のコスプレして車掌のフリをする

車掌さんの制服でコスプレしたい鉄道ファンも少なくないでしょう。

凝りたい気持ちは分かりますが、コスチュームの出来が良すぎると一般乗客が誤解しかねません。

クレームがJRに届いても、そのような車掌は在籍してないのですから、担当者困惑してしまいますね。

紛らわしいコスプレは業務の妨げとなる可能性がありますので、自重しましょう。

1万光歩譲って、銀河鉄道999の目が光ってる車掌さんのコスプレならセーフかな。

あ、メーテルでも良いですよ。

こちらからお願いしたいくらいです。

隣や前の人の新聞を読む

車内には前にも横にも、本、雑誌、新聞、電子書籍など活字媒体を持った人がいます。

あえて本を持って電車に乗る必要はないかもしれませんね。

通勤電車で横の他人が呼んでいる本だけを読んで、その感想をポストする書評ブログ。

ちょっと新しいかも。

どうでしょう。

本代ゼロ円だし。

スマホいじり

用事がなくても、とりあえずロックを外してアプリかブラウザ起動。

フィーチャーフォンの人なら、ガラケーいじりですね。

せがれの人なら、せがれいじりです。

現在も優先席付近での電波発信機の使用は自重を勧められていますが。

段階的に解禁されていくのでしょうか。

電波の送受信を一切しない機内モードも便利です。

あの人が乗車して最初にすること当てゲームがあるとしたら。

スマホいじりのオッズは1.1倍。間違いない。

電車の過ごし方データベースが充実していけば、その他の馬、じゃなかった過ごし方のオッズも判明していくことでしょう。

友達、知り合いが乗ってないか探す

少し気になりますよね。

別の場所に、友達や、親戚や、著名人が乗っていたら。

それとなく目だけで探したくなります。

もし乗車中のフレンドを一瞬で検索できるソーシャル吊り革を実装している車両なら、さっそくログインしてみましょう。

しかし、会いたいかというと別の話で。

相手によりますね。

元カレや元カノ、嫌いな上司とかなら、気まずさMAXです。

友達以上恋人未満の、ちょっと良いなって気になってる相手が偶然乗ってたなら?

運命、感じちゃいます?

でもこっちから声をかけに行けそうで行けない歯がゆさ。

毎日見慣れた電車内が、一瞬でスタジオの舞台セットに。

一般乗客が、どうでもいい脇役になる瞬間。

気になってる相手との間に、濃密で非日常的な空気が流れてくれる確率の低さ。

・・・を知ることが出来るデータベースです。