なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

白と黒を反転させても格差は無くならない


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世の中ね、偉い人が白と言ったら白だし。

黒と言ったら問答無用で黒なのです。

迷惑千万な話ですね。

だから、偉い人には近寄らないようにしましょう。

大丈夫、人が多少寄り付かなくなっても、偉い人は偉いから困りません。

こんなふうに誰かの気分ひとつでカンタンに白が黒に。

黒が白に裏返ってしまう、いい加減なご時勢。

今のままでもみんな格差に喘いでいるのです。

どうせ白も黒もたいした違いがないのなら、むしろ積極的に入れ替えてしまいましょう。

私の眼の黒いうちにね。

牛乳が黒くなり、牛さんの模様は反転

乳牛さん、いつもお疲れ様です。

私は乳糖不耐のため沢山は飲みませんが。

毎日のように貴女が搾り取られたお乳は、チーズやアイスの形でしょっちゅうお世話になっております。

どれも真っ黒くなってしまわれたようですね。

黒い牛乳。

味は同じ。

一度、飲んでみたい気もします。

もともと白黒なホルスタインさんは色が反転しても印象が変わりませんでした。

白ベースのマダラ黒ってイメージがあったんですけど、黒の面積のほうが多い牛さんも珍しくないんですね。

白いイカスミパスタ

ホワイトソースパスタですよね、これ。

それか、ベーコン入ってないカルボナーラとか。

烏賊墨特有の生臭さで察知できそう、と思うでしょ。

イカスミの処理が上手くて美味しいイタリアンのお店なら。

白いイカ墨パスタが出てきても食べ分けられる自信がありません。

こう見えて私は、まだ一流芸能人ではありませんのでね。

格差社会という三角形の、底辺ではなく高さのほうに位置してる方々になら。

白黒反転してたとしても、楽勝でクリアできる格付けチェックのはず。

ご健闘ください。

ごま塩は見た目も味も変化なし

塩と胡麻が混ざってて風味も健康にも良いごま塩も例外ではありません。

が・・・

白黒を入れ替えても、見事に何も変わりませんでした。

黒いところは塩だし、白いつぶつぶが胡麻になってるはずなんですが。

若干、黒色が多くなったかな? という程度。

まあ予想通りなんですけどね。

黒い「白いブラックサンダー」

ただのブラックサンダー?

いいえ、黒い白いブラックサンダーです。

普通のブラックサンダーが黒いか否か。

そんなことは些事かと思います。

いちいち細かいことに突っ込んでたら、貴重な人生の浪費に繋がりますよ。

ブラックサンダーが白くなったら、もうブラックサンダーじゃないんじゃないか。

ホワイトブラックサンダーじゃないのか?

ていうか、ホワイトサンダー?

しかも白いブラックサンダーがモノクロ反転して黒くなったら、単なるブラッ

そこまでです。

ローランドゴリラが正式な学名ではなんと呼ぶか知っていますか?

ゴリラ・ゴリラ・ゴリラですよ。

同じ表現や相反する対象は相殺して打ち消せばよい、と考えている間は。

この世の中の真髄を掴むことは永遠にできないでしょうね。

黒い「白いブラックサンダー」は、死ぬまで黒い白いブラックサンダーです。

訳すとブラック・ホワイト・ブラックサンダー。

だから、普通のブラックサンダーは実はブラック・ブラック・ブラックサンダーなのです。

ご存知でしたか?

白い黒ビール

味は黒ビールだけど、外見は白いチューハイみたいな。

白ぶどうのチューハイにホップの苦味を効かせたらそれっぽくなりそう。

なんか普通。

そういえば、先日のソチ五輪の頃に白いコーラが売られてましたね。

ホワイトコーラとかいって。

見た目はアンバサみたいな白いソーダだけど、味はコーラ。

なんだか普通ですね。

オセロや囲碁は変化なし、と思いきや

見た目はほとんど、というか全く変わりませんね。

先手後手が入れ替わる程度でしょうか。

そんなことより、重大な変更点があります。

ルールも入れ替わります。

つまり、少ないほうが勝ち。

対戦相手に囲わせまくり、取らせまくる戦法が当たり前になります。

リバーシ(オセロ)ではどうぞどうぞと、角の壮絶な譲り合いが眼に浮かびます。

負けたほうの勝ちです。

もはや勝敗の基準までが曖昧に。

白黒入れ替えすぎて、逆に白黒はっきり決着つかなくなる。

というオチになんてしないなんていわないよ絶対。

雪国は一面の暗黒世界に包まれた

北国は、いや世界の冬は暗黒の黒い炎に包まれます。

スキー場で、白いゲレンデの貴公子は黒き闇の堕天使へと変貌を遂げて舞い降りる。

スキーヤーもスノーボーダーも、背中に生えた黒い羽で浮遊したまま滑空してきますから、シュプールを残さずにロッジまで帰還します。

板、付けなくてもいいよね。

各家庭では積もった屋根から降ろす雪はまるで宇宙に潜むダークマターの様相。

黒い雪に戯れる子供たちは、誰にも教わることもなく作り上げた黒い雪ダルマを偶像崇拝し始める。

もう2014年を迎えたというのに、世界観はまさかのオカルト中世ヨーロッパへ。

そんな不穏な世情が蔓延するリスクも、白黒反転の底知れぬ魅力。

バレンタインとホワイトデー・・・ブラックデー?

2月14日、男子から先に、気になる女子へチョコレートを贈りましょう。

どう見ても義理チョコをもらった女子は、お察しください。

といいたい所ですが、繊細な女の子に義理チョコ渡す男子なんて信じられない、という論調で彼をディスりましょう。

かといって全員に本命チョコを配る男子も、女子的には当然ありえねーですよね。

八方美人にも程があります。

あいつはクロです。

ブラックデーですから。

女子総出で顰蹙を大人買いさせて差し上げましょう。

もはやどちらが勝者の格差だか分からなくなってきました。

1ヶ月後、女子は貰ったチョコのグレードに応じて適当にお返しすればよいと思います。

こう思うと、貰った相手にだけ機械的にお返しすればいいホワイトデー側は。

気付きませんでしたが、楽な作業だったんですね。

なーんか、ずるいなあ。