地域によっては火山噴火が日常化してて、ああ、またか、と辟易しているかもしれません。
でも慢心は禁物。完璧な備えは難しいですが、1%でも生存率を上げるためにしておいたほうがいい準備は沢山あります。
命が惜しくてヒマな人はぜひ以下の7つを用意しましょう。
ポータブルバッテリー
停電は災害につきもの。火山噴火だけでなく地震、洪水、大雪、テロ、戦争時にも発生します。
スマホ用に携帯しやすいバッテリーを購入済みの方は多いようです。旅行先やコンセントの使えない場所で便利ですね。
災害時の電源確保は急務。持ち運べるモバイルバッテリーはいくつあっても困りません。
コンセントがなくても昼間の屋外で充電可能なソーラータイプの携帯バッテリーもあれば尚可。
薄型の吸湿速乾タオル
普通のタオルは避難時の荷物を増やして嵩張ります。そこで薄型にして高い吸水性を誇る特殊なタオルの出番。
お風呂に入れない時に身体を拭けるし、寝るときに寒さを凌げます。使ったあと干しておくと通常のタオルより速く乾いて、次に使うまでの待ち時間を短縮できます。
銀色のアルミホイルを大きくしたようなエマージェンシーブランケットは有名ですが、これは同じように薄型で高機能ながら肌に直接使えるタオルです。
マスク
火山灰は粒子が細かいので粗めスカスカなマスクでは素通りてますが、しないよりは全然マシです。
インフルエンザやPM2.5を防げるN95以上の防塵マスクが望ましいですね。
噴火ご起こった後に急いで買いに行こうと考えているとしたら、甘い。他の大勢の人もそれくらい同じか、もっと危機的に考えていると想像しましょう。
センセーショナルにパンデミックを煽られた時、コンビニやスーパーの棚からマスクが消えたのをもうお忘れじゃありませんよね。
不織布マスクは非常食と違って消費期限があるわけでもありません。確保できるときにまとめ買いしておくと吉。
目出し帽
首から上をすっぽり覆って目元だけ開いてる目出し帽は強盗とかISISみたいなイメージを受けるかもしれませんが、実用性はトップクラスです。
まず保温性。首まわりのマフラー、口から頬へのマスク、耳元のためのイヤーマフ、頭部全体を覆うニット帽を一つにした完璧な防寒着だといえます。
簡易ゴーグル
花粉やPM2.5が目に入ってもさして痛くありませんが、火山灰が目に入ろうものならそりゃもう転げのたうち回るほどの激痛が襲ってくるほどではありませんが、こすったりすると眼球を傷付けるかもしれませんので速やかに水洗いしましょう。
一番良いのは目に入る前に防御することです。外気をシャットアウトするフチがついたゴーグルにしましょう。
街の中で装着しても違和感ない太い縁の眼鏡に見えるゴーグルもあります。メガネの上から掛けられるサングラスは、中のメガネを隠すためにゴーグルっぽくなってたりします。
簡易浄水器
水源地にまで広範囲に火山灰が降り積もると、浄水場の濾過能力が飽和してしまい取水制限が行われる場合があります。フッ素が含まれる火山灰が貯水池に混入して上水道がストップした前例も。
家庭や野外で簡単に不純物の99.9%を除去できる携帯用浄水器が市販されていますので、ぜひ持っておきましょう。大規模地震や渇水時にも使えます。
フィルターに通して濾過するタイプや、汚水の中に汚染有害物質を吸着するチップを入れて使うものもあります。
また、どうしても浄水器が手に入らない場合は、うがい薬のイソジンで代用できます。数滴を垂らして30分から1時間程度放置すると殺菌効果が見込めます。味については、お察しください。
オフラインゲーム機
ポイントはオフラインでも遊べるってとこ。火山が大噴火してポンペイの如く一帯が火山灰に埋もれてしまってはネット通信なんか使えません。ネットに依存しないと何も出来ないIT機器やアプリは災害で断ネットになったら全く役に立ちません。
そんな有事にこそ役立つ非オンラインなガジェット。銃弾を受けても壊れないくらい丈夫なゲームボーイのようなオフライン携帯ゲーム機が大活躍します。実際、阪神大震災の時に任天堂はゲームボーイ5,000台を寄付して被災地の子供達を喜ばせました。
被災時にゲーム機なんて不謹慎だ? 分かってない、なにも分かってない人の意見ですね。極限状況にこそ遊びが必要になるんです。そういうときに遊び、息抜き、娯楽、遊戯がないと、犯罪、治安悪化、モラルの低下を招くんです。平和ボケして勘違いしている人のいうことには耳を貸さないようにしたいものです。
あれ? 今回はナンセンス要素が希薄ですね。まあ、いいか。