かぷっと、こう。
耳たぶとか、指先、下唇とかね。あると思います。男女問わず誰しも甘噛みされたい瞬間が。苦痛と快感のあいだ。まあ普通に気持ちいいですよね。指圧とかツボ押しに近い、マッサージの範疇でも。
特に小動物の甘噛みなら、してる姿を見てるだけでもう可愛い。へたしたら小動物だけじゃなく大動物もカワイイ。と大動物を褒めておきます。機嫌を損ねてしまい、甘くない噛み方、すなわち辛噛みされないために。
それは勘弁。噛み跡が残ったらマズイの。だから噛むなら痕が残らないように噛んで、お願い。翌日、誰かに気付かれたら面倒だから。
1.小猫
ふぁ~。子猫のちっちゃい牙で甘噛みされたいんじゃあ~。
顔の前に指を出すと、たどたどしく両前足で掴んであぐあぐしてくれます。その肉球の感触もたまりません。ペロペロする舌のザラザラさ加減もね。
あと猫パンチと猫キックされてアマガミされながら、猫カフェで紅茶飲みたいものです。
2.小犬
犬は忠誠心が高いことで知られていますが、それ以上に飼い主への愛が強いのだとか。噛め、と命令しても飼い主を噛みません。犬に相反する命令を下した時は、愛のほうが勝るそうです。
アマガミという概念が犬にあるのか人間には分かりません。でも今だけは甘噛みしてもいいよ、って許したら複雑な表情しながら、もぐもぐっとあまがみしてほしいですね。
3.うさぎ
白いもふもふした謎の物体が来ましたよ。茶色や黒や三毛モフモフもありますぜ旦那。
うさぎの甘噛み最高。最寄りのうさぎカフェや体験型サファリに行って、どうぞ。リアルにラビットハウスは存在するのだ。でもうさぎの個体によってはガチ噛みしてきて痛いことも。しかも人の足とかに腰振ってきたりするし。性欲強いからね。仕方ないね。
あ~ぴょんぴょんするんじゃあ~。
4.ハムスター
はむ。はふはふ、はふッ。
ハムスターはとりあえず噛む生き物。人間の指で持ったエサのペレットではなく、指のほうを噛むのもよくあること。たいじょうぶ、ほら、怖くない、怖くない・・・痛いんですけど(泣)
かんたんに増えたりフレンドリーファイアしたりするハム公ですが、可愛いので多目に見てね。
5.馬
馬にとっては甘噛みでも、人間の耐久力的にはガチ噛みになるパターン多数。安易に手を馬の口元に近づけないようにしましょう。高さ的に、頭や肩も狙われます。
でも大丈夫、ウマが合えば。唇であむあむされたらきっと気持ちいい。ツバでベッタベタになる? それがイイんじゃないですか。
馬の唾液を人間の唾液で中和するくらいの覚悟をもって甘噛みに備えましょう。
6.恋人
彼氏もしくは彼女に、甘噛みされたい瞬間はありませんか。いやもう誰でもいいから甘噛みして~という衝動。
刺激に飢えてる。優しさの証がほしい。痛みでもいいから与えられたい。え、甘噛みされる方じゃなく、する方がいい?
7.ゾンビ
ヴァ~。
無意味に両手を前ならえして、こちらへとぼとぼと近づいてくるゾンビの甘噛み。歯茎も腐ってるから、頑張って噛んでも歯がどんどん抜け落ちます。それでもアマガミを止めないゾンビ。なんだか健気、かも。
ここまでの甘がみリストを全部入れて、ゾンビの恋人と一緒に白馬に乗って膝の上に子猫と子犬と小ウサギ乗せてゾン子の口の中にハム公を突っ込んだパーフェクト甘噛み天国を目指しましょう。