なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

寝る前の絵本朗読代行


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いかが夜をお過ごしですか?

ふと先の見えない未来に漠然とした不安を感じて眠れない夜はありませんでしたか?

あるいは明日、超楽しみなことがあって布団に入っても眼とかがギンギンに冴えてませんか?

私は基本ぐっすりです。

たとえ紅茶をガブ飲みした1日でも。

今から想像しても気が重くなる出来事が明日に待ち受けていても。

なぜか、どうしても眠れないときもありますけどね。

寝そべっているのに、どうも落ち着かないというか。

静か過ぎる寝室というのも、物足りないというか。

何か子守唄的な、耳に心地良く流れてくるセクシーボイスを欲しがる夜もあるのかもなあ、と。

遠足とか旅行の前の晩にワクワク興奮して寝付けないとか。

ベタなんですけど。

こんな時、子供の頃のように枕元で誰かが絵本を読んでくれないかなー。

そしたらノンレム睡眠まで一瞬で堕ちてゆける気がするんだよなぁ。

できれば、電話一本で来てくれる手軽さがいいなあ。

朗読代行スタッフは素人から元声優まで様々

朗読代行をビジネスにするからには、朗読スタッフはプロの経験を持つ元声優ばかり。

というわけでもありません。

子供に絵本を読み聞かせるお母さんは、そもそも朗読のプロではありませんから。

ところどころ噛みながらも、真剣に一所懸命読んでくれる様が良いんです。

それに、素人のほうが良い・・・という需要は、どんな業種にも一定数が存在しますからね。

ところで最近の絵本は結構、女の子の絵柄とかが萌え萌えで可愛いんだとか。

表紙だけなら、マンガやラノベと見間違うレベルで絵柄が今風です。

成人男性という名の大きいお友達に密かな人気なのも分かる気が。

朗読は声のお仕事。

もう固定ファンがついているプロ朗読家の開催する朗読会が連日大盛況なくらい、奥が深い世界です。

あくまで朗読するだけ、安眠は保証対象外

耳元で、吐息があたる距離での朗読は、かろうじてセーフ。

お互いタッチはしていませんからね。

たとえ直接的な接触がなくとも、声色というものには心に直接響く力があります。

いかなるせくしーぼいすで絵本を読んであげたとしても、それは仕事だから。

その結果、夜も寝付けないほどに興奮しても、知ったことではありません。

代行業者として誠心誠意、顧客第一。

老若男女に対して絵本を朗読するという行為を真剣に考えた結果なのです。

著作権使用料

著作物の生朗読には利用許諾契約を結んで使用料を払う必要があるそうな。

世知辛いなあ。

ええ、もちろん絵本朗読代行サービスでは抜かりなく。

著作権使用問題を取り扱う部署として法務部を設けております。

残念ですがオプションサービスは一切なし

例えば、枕の上に乗せてる頭をなでなでするとか。

吐息がかかるほど耳元で囁く様に朗読の声を伝えるとか。

眠るまで手を握り続けてあげるとかね。

絵本の朗読以上の何かを期待させてしまい申し訳ありません。

こちらとしても需要に応えたいのはやまやまですが。

特によく頂くご希望の添い寝などは、発想としては昔からマンガ等でありますし。

最近、現実の欧米に添い寝ビジネスとしても登場したようですね。

一線を越えないための管理ノウハウあたりが成功の秘訣といったところでしょうか。

寝る前の朗読代行サービスに通ずる所がありますね。

でも残念ですが、お触りは禁止です。

どうしても気持ちよくなりたければ、声だけでいっていただければと思います。

なにせ朗読は、声のお仕事ですので。