なんななナンセンス

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テンプレ乙。アニメのツンデレ属性ヒロイン7選+α


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ツンツンからのデレデレパターンは使い古されたテンプレート。にも関わらず最新のアニメ劇中に一人くらいは登場するあたり、まだまだツンデレ属性を好きな需要は尽きないのだろう。

リアルでやると痛々しい奴になること確実なツンデレ属性は、アニメの中だからこそ輝けるのだ。

1.涼宮ハルヒ

ラノベ界のツンデレ属性を代表する女子キャラだが、よくよく再確認してみるとそれほどデレていないかもしれない。むしろ主人公キョンのほうがハルヒに対して常にツンツンであり、ハルヒが時折弱さを見せたり心中を察したりした時に彼なりの形でデレているシーンが多い。

だがしかし、気の毒になるほど暴力的なまでにトゲトゲしいハルヒの挙動はツンデレのテンプレとして他ラノベ作品の参考にされている。

2.牧瀬紅莉栖

頭が良いのに恋愛に疎くて、秘密にしたいオタク属性を持ち、パッとしない男を好きになる、容姿端麗な残念美人。厨二病患者が思い描く理想ヒロインの一つで、クール系キャラにもなり得た。そこにツンデレ属性が加わることで表情と感情表現が豊かな、味わい深いキャラに仕上がった。

世の中学生が絵に描いたようなツンデレテンプレヒロインだ。

3.惣流・アスカ・ラングレー

エヴァのアスカ。年頃な女子特有の誰に対しても生意気キャラな印象が強い。そういえばあれが今で言うツンデレ属性だったのかなと。言うほどデレてないような気もするが。最後にデレるのかなと思って観ていると「気持ち悪い」という中の人のアドリブらしき台詞。

最終回でもデレないことで、続く劇場版や来期への布石とする演出はアリかもしれない。

4.高坂桐乃

実の妹がツンデレだったらどうか。リアル妹の場合は、聴く人によると本当にウザい上、ツンデレではなく単なるツンなことが少なくないとか。ぎゃふん。しかも桐乃ちゃんは密かに18禁ギャルゲー好き、アニメ好き。兄として共感できるポイントが多々ある。

そこを足掛かりとして、きりりんの深い気持ちを汲んであげればデレ期はもうすぐそこ。リアル系テンプレヒロイン。

5.戦場ヶ原ひたぎ

ツンの時は流血を伴うレベルで過激なまでにツンに、デレる時はこっちが恥ずかしくなるほど初恋しているかのようにデレる。ガハラさんは終始真顔だからこそ、命の危険を感じるくらいツンツンする。

本気で一途に思われていると実感させてくれるデレ方が魅了的な洗練されたツンデレ女性だ。これほどリアリティが薄いヒロインも珍しい、ほどではないが。

6.御坂美琴

スカートの下がパンツでもブルマでもスパッツでも水着ですらもなく、色気皆無なぶかぶか短パンに需要があるかどうかについては正直なところ自信がない。制服姿のヒロインが思いっきり上段回し蹴りしても誰もRECしないアニメは貴重ではある。

異能力バトル系の中でツンデレールガンがデレるのは、そうした能力を使ったあらゆる攻撃を無効化する主人公がツン成分をも無効化して受け止めてくれるからなのだろうか。

7.草薙素子

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 草薙素子 (1/6スケール PVC塗装済み完成品)

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一部の男子からメスゴリラと恐れられる攻殻機動隊の草薙素子。隊長でもあり明らかに女主人公格だが、時折やらかして弱さを見せるヒロイン的な要素が萌えるので7選に追加。ちなみにその時決まって助けにくる大男とのラブロマンス要素も見所。

プライベートで少佐がラブラブするシーンは原作のマンガで沢山拝める。その相手はだいたい女性だが。

α.隊長

彼岸島 最後の47日間(15) (ヤングマガジンコミックス)

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ヒロインとは言ったが、女キャラ限定とは言ってない。グラップラー刃牙の烈海王、ドラゴンボールのベジータのように、主人公に対してツンデレな態度を取る魅力的な男キャラにも需要がある。彼岸島で敵として登場し、主人公と共闘する中で絆が芽生えた。

主人公に意地悪し、隙あらば裏切ったり攻撃しようとするも困った時には助けてくれる「実はいいヤツ」っぼいテンプレのツボを気持ちよく突いたツンデレヒロインだ。ユキ? レイ? 誰のことかな、ツンデレのツの字も感じられない女ヒロインは彼岸島に要らない。