なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

東京五輪新種目「エンブレム盗作パクリ大会」



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オリンピアは体育会系スポーツの祭典であって、文系というか、文芸学問的な世界一を決める大会はまた別に国際科学オリンピック等の形で存在しています。

国際数学オリンピックでは時おり日本の高校生が金メダルを獲得して話題になっていますね、国際物理オリンピック、国際哲学オリンピック、国際化学オリンピック、国際地理オリンピック、国際言語学オリンピックなど知的分野の五輪大会が好評中。

じゃあ本家のオリンピックで芸術系種目は不可能なのかというと、一つだけあるじゃないですか。ほら、アレが。パクリで聖火台よりも炎上したアレが。

エンブレムの類似性を競う

毎回、オリンピックでは主催国内で五輪公式エンブレムのマークデザインを考案します。各国の自称一流アーティスト達が総力を結集してオリジナリティ溢れるエンブレムをクリエイトするはずでした。

ところがこれを評価、採点して順位付けするとなると困難を極めます。前例のない独創的なデザインほど評定が難しく、誰もが納得する理由を含む説明文を発表できないから。

そこでパラダイムシフトを起こします。評価するポイントを全く逆にして、全世界のあらゆるエンブレムデザインをパクりにパクリ倒して、オリジナリティなどカケラも残らないくらい完成度が高い盗作エンブレムを作ったデザイナーを金メダルにするのです。

オリジナリティ皆無の完璧な盗作を

2020年東京五輪エンブレムのこの部分は過去のオリンピックエンブレムのここと同じ。モジュール化のコンセプトがベルギーにある某劇場のマークと瓜二つ。さらにスペインのデザイン会社が作ったスマホ用壁紙とと形も色もああ似てる似てる。

福笑いのようにピースの位置や向きを入れ替えて別の文字を表現できる汎用性の高さが評価されましたが、そのせいか偶然にも世界中から近似デザインが集結し袋叩きの有様でしたね。

より多くのパクリ、完全なパクリ方をして100人中100人が見て盗作したエンブレムだと納得する最高のパクリエンブレムを提案した国が金メダルを獲得。まあ開催国しか参加できないから、不戦勝確実なんですけどね、この競技。

ついでに。エンブレムのほか、マスコットキャラクターや開会式の演出、メインスタジアムの意匠、主題歌、キャッチコピーのパクリッぷりも一緒に競って第一回世界パクリンピックを始めましょう。