人は海外を旅するために生まれてきたのかもしれない。
と大袈裟に言い切れるほど海外旅行は楽しい。できればツアーコンダクターの後ろを金魚のフンみたいに終始ついていくだけの電車ごっこツアーではなく、添乗員無し、送迎無しのスケルトンパックが便利。さらにホテル予約無しの現地その日暮らし旅行まで勇気を出せれば上々。
言葉の問題? だいじょうぶ、ダイジョーブ、シャチョーサン、心配ナイアルヨ。
1. モンゴル
華の遊牧生活。馬乳酒飲みまくりたい。街灯が一つもない草原の真ん中で仰向けになって隣の羊の寝息を聞きながら満天の星空に吸い込まれたい。あと本場のジンギスカン楽しみ。
2. アイスランド
寒くて温泉大国、年がら年中曇り空…だがそれがいい。北の地の果てで仙人みたいな生活送りたい。地熱発電が盛んでエコロジーらしい。それ以外に観光地的なスポット思い浮かばないけど、一度は住んでみたい国。
3. 台湾
食べ物美味しい、安い、量多い。日本人の口に合うし街中で日本語なんとなく通じて助かる。服が安い。治安良くてまったりした雰囲気。地下鉄、電車、バスと交通の便が凄く良い。日本からも時差ほぼ無しで近い。暖かい。台北女子のホットパンツ率の高さ。うん、行かない理由がない。
4. オーストラリア
オージービーフ…ではなく、カンガルーのステーキ、ワニのステーキを食べまくりたい。だってオージービーフなら日本でも普通に売ってますから。あとは国土の大半が砂漠ってイメージが強くて、その何もない砂漠のド真ん中に小っちゃいテント張って夜を明かしたい。できれば、エアーズロックが見えないところで。
5. フランス
街並みが全て芸術品。普通のパンがすごく美味しい。ワインめっちゃ安い。パリなら英語でなんとか暮らせる。アパートに住みやすい。観光地の質と数については言わずもがな。アニメに理解があるのも○。
6. エジプト
やっぱピラミッドの謎を解き明かすまでは死ねないでしょ。王家の谷にも興味があります。あそこには絶対まだ何か埋まってる。衛星や探知機などハイテクを駆使して非破壊検査しまくりたい。実際に地道で慎重な発掘作業をしなければなりませんが、きっとその作業はだるい。だからホテルで待機してますから、もうすぐ秘密の部屋を発見できそうになったら呼んでください。
7. 南極・北極
外国というか、北極も南極も世界のどの国にも属してないエリア。訪れてみたい理由は、南極で皇帝ペンギンと戯れたいからでも北極でホッキョクグマと戯れたいからでもなく、地球の両極にある地底へ通じる穴へ入って地底人と戯れたいから。いやマジで。海外旅行の楽しさが未知の土地や人との触れ合いだとしたら地球空洞説も楽しそう、みたいな。
以上、個人的なチョイスなので偏りもあります。変な部分に拘ったナンセンスな7選、如何ですか。滞在したい国なんで7つもないよ、と思い込まれている人も各国の面白そうな要素を一つ一つ覗いていくと、自分でも気付いてなかった興味を発見できて面白いかもね。