なんななナンセンス

益体もないナンセンスなことを、ある程度は掘り下げて考えた

けものフレンズで未解決な謎の考察7選。※5話時点まで。闇が深い…

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にわかに、いや今や大きなうねりとなって今期アニメの視聴者のIQを削りつつも展開に注目する「けものフレンズ」略して「けもフレ」が説明つかない謎に満ち溢れています。ケモナーも

推理モノだとかシュールギャグとか、そんなチャチなものじゃあ決してありません。もっと人類の深淵を覗き込むような何かを感じる。各話放送終了後に#けものフレンズ考察班というタグがタイムラインを埋め尽くしてもなお真実に辿り着けない。

まもなく第6話が始まりますが、ここで第5話までの考察ポイントを7つピックアップしてみました。

1. かばんちゃんの正体

唯一の人間のようなキャラで主人公の「かばん」。第1話でサバンナに登場、いや発生? するも記憶喪失であり過去は不明。ただ、他のフレンズより卓越した知能を誇り、ヒト並の知恵を発揮するジャパリパークでは稀有な存在。

中身が謎なカバンを背負い、片方に羽のついた帽子がトレードマーク。おそらく女性と思われるが「ボク」と自称し中性的な顔立ちもあって断言はできない。自分の正体を求めて図書館を目指すジャパリパークの旅をスタート。

2. 絶滅というキーワード

絶滅していなかったのか」というツチノコのセリフなどで断片的に醸し出される絶滅というキーワード。レッドリスト登録されている絶滅危惧種のフレンズが多かったり、かばんちゃん以外にヒトの生存を示唆する手がかりがほぼ皆無なことから、人類が絶滅したディストピア世界の可能性が考察されています。だんだんと闇が深くなってきました…

また、すでに絶滅した動物をフレンズ化して復活させているとの考察も。実際に絶滅している動物のフレンズは目にハイライトが無いなどの描き分けも施されており、ジャパリパークにはノアの箱船的な役割が秘められているかもしれないですね。

3. 終了したゲームアプリとの関連性

けもフレには、かつて同名のソーシャルゲームがありました。アニメ開始の約1ヶ月前にサービス終了となりました。まるでアニメ開始に合わせたかのようなアプリ終了のタイミング。荒廃したジャパリパークの世界観から、アプリ終了後の世界を連想させますが、はたして。

4. 目的地の図書館

かばんちゃん御一行は図書館を目指しますが、そもそもそこがどんな場所なのか謎のまま。図書館で調べる、読む、ではなく「教えてもらう」「聞く」といった違和感を覚える使われ方をしていることから、少なくとも本を読む一般的な図書館のイメージとは異なると考えてよさそうです。

そしていまだ伝聞の域を出ない「はかせ」の実像。フレンズにあるまじき文明の知恵をフレンズに与える存在のようですが、人かフレンズか、あるいはボスのようなAIロボットか。いずれ図書館に辿り着いた時、明らかになるでしょう。

5. フレンズ化という現象

そもそもフレンズとは何か? 今のところ、一つの種族について同一の個体は一体づつしか登場しません。その全てが見かけ上はメス。動物だった時の記憶を保持している者もいるし、どうも怪しいのもいる。

動物の擬人化と一言で片づけるには疑問点が多すぎるのです。動物本来のケモ耳とは別に、普通の人間の耳が付いているというコスプレ感。サンドスターという謎物質がトリガーとなってフレンズ化するそうですが、その詳しいメカニズムは全くもって未解決。

6. ジャパリパーク固有の謎な存在

サンドスター、セルリアン、ボス(ラッキービースト)。ジャパリパークの固有名詞が、どれも謎に満ちています。

動物がサンドスターという謎のエッセンスを浴びてフレンズ化するとのこと。キラキラとしたエフェクトが随所に登場しますが、その発生原理は不明。

フレンズを食べるらしいセルリアン。その理由、食べられたフレンズがどうなるのか、なぜカバンちゃんを食べようとしなかったのか。

かばんちゃんとしか話さないボス。フレンズから話しかけられても無反応。ツチノコからはラッキービーストと呼ばれていました。時折、唐突に明るい口調へ変わりパークガイドをし始める謎豹変。

これから徐々に解明されるかもしれないし、最後までブン投げられたままだとしても不思議ではありません。

7. エンディングの内容

けもフレの第2話以降、アニメのエンディングでは実在する遊園地廃墟のモノクロ実写映像がスライドショーします。まるでジャパリパークがそうであるかのように。明るい雰囲気の本編に対して闇の深さを際立たせる暗い光景は何を意味するのでしょう。

でもそれもミスリードかもしれない疑惑。けもフレはサファリパークが舞台なのにEDは遊園地。ローマ水道橋は文明崩壊のメタファー? うっすらと映り込むフレンズらしき影の意味するものとは?

以上、第5話までのけものフレンズについて考察点を7つ選んでみましたが、これはほんの一部です。

文明の利器「バス」に対する各フレンズのリアクションの差異、現時点においてズバ抜けて真実に近いと思われるツチノコちゃん、ゲームとマンガにどこまでリンクしているのか、もし全てが繋がっているとしたら導き出される結論は…

けものフレンズ第6話も目が離せませんね。

 

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弱い! 豆腐メンタル並みに脆弱な食べ物メンタル7選

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豊かな飽食の時代にあって、だからこそというべきなのか、メンタルの軟弱な男子女子の増えたことよ。

やれメンヘラだ、豆腐メンタルだと自虐に陥っては悦に浸る。ずいぶん客観視できる程度の余裕はあるじゃあないか。

豆腐メンタル人間は、豆腐しか知らないからのうのうと甘えられる。同じくらい弱々しい食べ物メンタルがあると知れば、井の中の蛙っぷりを自覚できるかもしれない。

1. マシュマロメンタル

ぷにぷに触ってよし。くんかくんか嗅いでよし。うっとり眺めてよし。ましゅましゅ食んでよし。女子供専用の駄菓子イメージなマシュマロだが、最近は絶食系男子の主食としても人気のようだ。

こんな軟弱な食い物が心臓の位置にあったらと思うとゾッとする。地獄の業火に焼かれて焼きマシュマロになってしまえ。でも昔は薬として重宝されてたんだゾ。

2. もやしメンタル

ヒョロガリひ弱な体格が有する見た目通りのもやしメンタル。自立して立っているのもやっとだろう。こういうやつは依存体質だ。まだ秋の風物つくしのほうが頑張っている。

もやしは陽に当たらないからか色白いし、芯もカロリーもないから沢山食べても太らない健康食品。その不健康な食生活に由来するもやしメンタルをどうにかしたかったら、もやしを食え。

3. たまご豆腐メンタル

豆腐といっておきながら大豆もにがりも全く入っていない。まるで砂糖抜きプリンのような卵豆腐め。子供の舌なら普通の豆腐よりも喜ぶと思って。イソフラボン入ってないくせに。

とりあえず玉子豆腐出したけば良いみたいな気になっているかもしれないが、大人でも好きな人は好きだということを忘れてほしくはない。

4. 臭豆腐メンタル

台湾を訪れたら一度は臭豆腐の洗礼を浴びるだろう。夜市で屋台のハシゴでもしてメンタルを鍛えなおしてくるのだ。

道を歩いていて鼻が曲がりそうな異臭を嗅いだら、臭豆腐屋台のお出ましだ。台湾では一般的なヘルシースイーツ。慣れない匂いがしているだけで味は中々のものだぞ。

5. キビヤックマインド

キビヤックは海鳥をアザラシの腹の中で発酵させたアイスランドの贅沢グルメ食品だ。腐ってドロドロになった鳥の内臓を生のままチューチュー吸って食べる。これが超絶に美味しい、らしい。

しかし腐っているから超絶にクサイ。絶対に腹痛を起こしそう。お、断定と曖昧を混ぜて矛盾している。ここは断定禁止特区かな。

6. 納豆マインド

ネバネバ。粘り強さが足りない。圧倒的に足りてない。すぐ諦めるな。3日、3分、いや3秒で諦めるやつが多すぎる。納豆の糸以下の細く脆いメンタル。

もっとねばろう。砂漠がジャングルになるくらい納豆菌で保水して、心に潤いをもたらしたほうがよい。

7. おでんメンタル

おでんの木綿豆腐や焼き豆腐を見習ってほしい。出汁が染み込んだ大根や貴重な動物性タンパク源の煮たまご、カロリーオフなのに美味しいこんにゃく、海からの刺客ちくわ。

居並ぶ曲者おでんメンバーの中で存在感を発揮するのは容易じゃない。たとえ豆腐メンタルでも、おでんの中で勇敢に立ち振る舞う焼き豆腐に学ぶべき点は多いはず。

断定を禁止したらどうなる? 断定禁止特区で流行中の曖昧な言い方7選

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だ、である、と断定した言い方は、日本では角が立つかもしれません。いや、そうとも言い切れないんじゃないか、と必要以上に反論を誘いそうな気がします。

断定禁止特区では、誰もが断定的な物言いを避けて、極力あいまいな感じに喋るよう心掛けているんだとか。おかげで街中の雰囲気は終始穏やか。誰も怒らないので治安が良く、みんなニコニコ顔で暮らしているそうです。

ハッキリした言論を求められる現代社会に疲れた人向けの街だといえるかもしれません。断定禁止特区に移り住むと間違いなく心に安寧が訪れるでしょう、多分。

1. 「~かもしれないね」

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。可能性は無限大。夢いっぱい。断定は選択肢をせばめるかもしれない。だから禁止したほうが良いかもしれないね。

2. 「多分、きっと」

宇宙人は実在する!…多分。タイムスリップで過去に行ける!…きっと、そのうち。逆もまた然り。幽霊なんて多分いない!断定禁止特区なんか、たぶん存在しない!

3. 「もしかして、ひょっとして」

いや、もしかして断定禁止特区ってホントにあるんじゃね? もしなくても、ひょっとして自分で作ればよくね? ひょっと。ひょっとって何ですかね。ひょっとしてひょっとこと関係あるんですかね。

4. 「~だったりしてね」

おれ、君のことが好き!…だったりしてね。もう限界だ、別れよう!…なんてね。いやまずい。これは曖昧な言い方にすることでかえって話がこじれるやつだ。相手の心を弄ばないためにも、ここは断定形でキッパリさせた方が良かったりしてね。

5. 「人によっては」

こんな時もあるさ、人によっては。絶対そう思うよね、人によるけど。性格も経験も千差万別、全く同じ人間はいない。だから全国共通の絶対法則なんかないんだ。人によるけど。

6. 「~なんて時もある」

もう駄目、ギブアップ…なんて時もある。人生、山あり谷あり。なんか良い雰囲気、すごい好意持たれてる、今ならいける!…なんて時もあるよね。そして結局何もしない。そんな時もある。

7. 「だいたい~くらい」

曖昧な言い方は今、だいたい7つ目くらいですかね。断定禁止特区は治安が良いとはいえ、たまに軽犯罪が発生するみたいです。犯人の特徴はおよそ20代~30代、または40代から50代くらいの犯行で、体格はだいたい中肉中背に痩せ型と肥満体型を含めたくらいだとか。