黒を白といえば白になるし、白も黒といえば黒になるこんな世の中じゃ。
赤が青になったくらいじゃ誰も驚かないし、そもそも色が変わるなんて自然界じゃ当たり前のこと。
青信号、みんなで渡れば怖くない
赤信号をみんなで渡れば怖くありませんが、青信号とて例外ではありません。
全国の公道に設置された信号機は基本的に青、黄色、赤の順で遷移しますが、突然、赤信号になります。
青信号になる前に黄色信号になるので、みんな徐々に動き出します。事実上の青信号、いや赤信号ですね。
赤信号をみんなで渡れば怖くないのは周知の事実です。それは青信号も同じだ、と知ったら驚かれるでしょうか。
つまり、どんな信号の色でもみんなで渡れば怖くない。赤と青が入れ替わってもそれは何も変わりませんから、赤が青になったって別にどうってことありませんね。
お祝いの席で青飯、初体験の夜も青飯
結婚式や祝賀会で。こどもの日に鯉のぼりと一緒に。ハレの日の食事として赤飯・・・いえ、青飯が出てすごいことになっています。
青の色味が青色LEDのようなキラキラさで目に突き刺さります。あっちこっち、紅白饅頭も青白饅頭だし、ウェディングケーキのイチゴも品種改良された青い苺。ブーケの花束に混ざってる青いバラは実在しますね。
紅白幕は青白幕に変わります。運動会も青組と白組が競争します。お葬式が白黒なのは変わりません。
初めて来た日も、お母さんに青飯を作ってもらいましょう。お姉ちゃんの初めての意味もわからず食欲もわかずに頑張って青飯を食べるのは弟の仕事です。
何が初体験の夜かって? さぁ、弟で男の子の僕たんには分からないなぁ。
あなたの血は何色ですか?(丁寧な聞き方)
血といえば赤と決めつけるのは悪い癖です。エヴァンゲリオンの使徒以外にも、青い血が流れる生物は多いんですよ。
有名な生き物はカブトガニですね。抽出された青い血液からの抽出物は1リットルが約170万円の価格で取引され、細菌汚染試験に活かされています。
それからダンゴムシ、タランチュラ、カタツムリ、タコ、イカ、アサリ、ロブスター。思ったより身近な食材が多いですね。タランチュラとかね。
これらのゲテモノの中に、青い血が流れる我々人間も仲間入りするんです。
ひえ~。
同じ青い血液が流れる生き物を食べるなんて、なんだか共食いみたいで食欲が失せちゃいますぅ~。
あ、カブトガニの血は逆に赤くなるのか。まぁ、いっか。